３０５、出張があなたの健康に、害をもたらす可能性が高いことをご存知ですか？
こんにちは。くらもとたいしです。
私は会社勤めをしていた時、最低でも月の三分の一は出張をしていました。他の社員も私と似たような仕事スタイルで動いていました。
その同僚の一人がホテルでは十分な眠りにつくことができず、アルコールで強制的に眠るしか方法がありませんでした。このことが原因かはわかりませんが、彼は途中で体を壊してしまいました。
今は回復し、バリバリと仕事をしているみたいですが、出張が多い人にとって自分の体は自分でケアをしていかなくてはいけません。出張の時は普段以上に自分の体に気をつけましょう！！
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【出張があなたの健康に、害をもたらす可能性が高いことをご存知ですか？】
仕事の代わりはできても、その人本人の代わりはできません。つまり何事も健康が大事なことに異論はないはずです。しかしここに残念なお知らせがります。それは月に６回以上出張がある人は、そうでない人と比べて健康へのリスクが高いことがわかったのです。
2016年の調査によると、アメリカでは年に5億回の出張があります。アメリカは健康促進プログラムを導入しているところは多いですが、それはオフィスで働いている人中心に向けて作られたもので、出張者への配慮が足りていないのが事実です。つまり5億回分もの損失が起きているのです。
出張の特に何が健康を害しているのかを見てみましょう。それは環境・食事・睡眠・運動、おそらく日常生活に比べてほとんどの状況が低下していることがわかるかと思います。
まずは環境です。いくら通い慣れた出張先であっても、そこはあなたの家ではありません。つまり本当の意味でくつろぐことはできないでしょう。特に初めて訪れる場所であるならばなおさらです。初めての土地では人は無意識に警戒するものです。そしてその警戒がストレスになるのです。
次に食事を見ていきましょう。会社から出張の時は食事代が支給されるところもあるかもしれません。あなたはそのお金でレストランに食事にいくでしょう。そこの食事が美味しかったものとします。
しかしカロリーを考えてみてください。あなたが家で普段とっているカロリーよりも大幅に多いことがわかるでしょう。たまの外食は問題ありません。しかし頻繁に外食をするということはカロリーを過剰に摂取することになるので、健康に害を及ぼすリスクも高くなるのです。
次に睡眠です。枕が変わると眠ることができないという人はいませんか？私は眠ることはできますが、明らかに睡眠の質が下がっていることを実感します。睡眠の質が下がれば、その日一日のパフォーマンスは下がります。そしてそれが慢性的に続くようであれば、あなたの体は常に疲れている状況になってしまうのです。
最後に運動です。良いホテルに泊まることができれば、備え付けのジムで汗を流すことができます。しかし実際はほとんどの人がジム付きのホテルに泊まることはできないでしょう。
前述しましたが、出張が多くなるとそれだけでストレスがたまりやすくなります。つまり普段より運動などをしてストレス解消を心がけたほうが良いのです。幸い各地方に大型チェーンのスポーツジムなどがあります。会社は個人への投資も含めてジムへのメンバーシッププログラムなどを用意しても良いのかもしれません。
特に海外への出張が多い人は、この他にジェットラグがのしかかってきます。健康を保つためにも、個人では普段の生活よりヘルシーな食事や適度な運動、そして快適な睡眠ができるように工夫する必要があります。会社としては従業員の健康をサポートするために、オフィスの人用だけではなく、出張者に向けて健康促進プログラムも充実させていかなければいけません。
ありがとうございました。
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