318、優秀な新入社員が長く働くために、会社は最初の1週間に集中する

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

今日から新入社員が入ってきます。古株であるあなたは彼らにどんな対応をしますか?HRやトレーニング担当の人であるならば、彼らを暖かく迎える振る舞いを行うでしょう。

ではあなたと新入社員が彼らが配属されるまではあまり接点が無い関係だったらどうしますか?おそらく付かず離れずか、もしくは自分とは関係ないと思い、スルーしてしまう人もいるかもしれません。

しかしこの行為は新入社員にとってもっとも危険な行為です。なぜならあなたの行為は一人の社員ではなく、会社の行為として判断されるからです。自分とは関係がなくても笑顔で彼らを迎え入れてあげましょう。

思い出してください。あなたは新入社員の時、先輩から笑顔で話しかけられてホッとしたことがあるのではないですか?

それでは見ていきましょう!!

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【優秀な新入社員が長く働くために、会社は最初の1週間に集中する】

 

会社の第一印象は大切です。調査の結果によると新入社員がその職場で長く働くかは、第一印象の良し悪しで変わることがわかったからです。もちろんどのような第一印象が良いかは正確には測ることができません。一人一人印象の受け取り方は違うからです。

 

このことにいち早く気づいていたのがマイクロソフトです。マイクロソフトは毎年千人以上を採用する大きな企業なので、優秀な新入社員がどのようにすればやめないかをずっと考えていました。

彼らの結論は新入社員は90日以内に会社を判断するということでした。90日の間で印象が良いと長く職場にいる傾向にあるし、その反対も然りであることがわかりました。とりわけ最初の1週間が彼らにとってもっとも重要な機関であるということです。

 

そこで彼らはどうすれば最初の1週間に良い印象を持たせることができるかを調査しました。様々なコミュニケーション方法や教育システム、サポートや福利厚生など様々な側面から調査を行いましたが、職場に対してもっとも良い印象を与える行為は、1on1ミーティングを行うことだったのです。

 

理由は三つあります。一つ目は、初めての職場で新入社員が重視することは、ネットワークの形成です。つまりいかに既存の社員と関係性を作っていけるかが重要なのです。1on1を設けることによって、インターナルのネットワークを形成するのに役立っていたのです。

次に1on1では濃いコミュニケーションを取ることができます。表面的な満足度ではなく、しっかりと社員に寄り添って悩みや疑問を解決するには、やはり1on1は重要です。

最後に結果論ですが、1on1を行ったメンバーは、そうでないメンバーと比べてチームのコラボレートを進んで行うことがわかったのです。これは二つ目ネットワーク形成がうまくできていることから生まれるシナジーではないでしょうか?

 

新しい職場では誰もが不安を抱えます。その時大切なことはいかに印象をよくするかです。そしてそれが結果的に優秀な社員がその職場で長く働くことに繋がるので、意識的に、特に1on1を設ける機会を作り、新入社員とのコミニケーションを深めていきましょう。

ありがとうございました。

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