319、ネガティブなフィードバックを受ける時の、5つの正しい反応の仕方

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

今「感情」をテーマにTOPIC SELECTION(詳しくはこちらから)を更新していっています。その中でも「人は感情の生き物」といっている通り、感情、とりわけネガティブな感情は大きな影響力を私たちに与えてきます。

フィードバックの難しさは、マネージャーの経験がある人は誰もが理解していると思いますが、とりわけネガティブなフィードバックは注意が必要です。あなたがその人と積み上げてきた関係性が一気になくなってしまう可能性を秘めているものなのですから。

それでは見ていきましょう!!

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【ネガティブなフィードバックを受ける時の、5つの正しい反応の仕方】

 

フィードバックは自分を見つめ直す機会を与えてくれる素晴らしい贈り物です。これらがパフォーマンスの工場や自分のリーダシップの発揮に大きな影響を与えてくれることはいうまでもありません。

 

しかし全てが良い側面であるわけではありません。例えばネガティブなフィードバックを受けた時はどうでしょうか?もちろんネガティブなフォードバックの方が自分のウィークポイントを見つめ直す良い機会になるのですが、全てが正しかったり、受け入れられるものではありません。人によっては感情が高まったり、相手のことを嫌いになったりするケースも実は少なくありません。

それではネガティブなフィードバックが必要な際、どのような形が望ましいのでしょうか?これは受け手と与え手、どちらからでも見ることができます。

 

<リアクションを急いではいけない>
フィードバックの基本はコンクルージョンファーストです。つまりポジティブなフィードバックは良い報告から、反対にネガティブなフィードバックは悪い報告からするのが基本です。

しかし残念な報告から入った場合、その部分だけを切り取って、激昂してしまう時があります。確かに気持ちはわかります。しかし最後まで話を聞きましょう。フィードバックの目的は相手を批判したまま終わるのではなく、最終的にはどのように今後していったら良いか?などの提案が含まれています。

実際ネガティブに聞こえる聞こえることも、その実大したネガティブなことではなく、簡単にポジティブに転換できることなのかもしれないのですから。

 

<データを利用する>
これは相手を評価するときには確実に使用しなければいけません。むしろデータがないフィードバックはただの与え手の感情でしかありません。そして与え手の感情は一次的なものなので、それがネガティブなフィードバックの時、与え手の気持ちなのか一般的な気持ちなのかが区別できません。

したがってなぜこのようなフィードバック結果になっているのかを伝えるためにデータを使用しましょう。できればこれはお互いが確認できる形で作られたデータが理想です。決して感情で作られたものであってはいけません。

 

<予兆を知らせる>
人には前触れが必要です。例えばこんな経験はありませんか?いきなり予想にもしていなかったことを告げられて、途方にくれた瞬間です。そして「前もって教えてくれていたら心の準備ができたのに…」といった瞬間です。

おそらく多かれ少なかれそのような経験は誰しもがもっているはずです。そう私たちは予兆があればその心構えができるのです。ネガティブなフィードバックを冷静に受け入れるためにはある程度時間と心構えが必要であることは理解しておきましょう。

<一人きりの殉教者とは思わない>
ネガティブなフィードバックを受けていると、世界に自分一人しかいないような気持ちになってしまうときがあります。しかし心配しないでください。ネガティブなフィードバックを受けているのはあなた一人ではありません。むしろ与え手の人もその上司からネガティブなフィードバックを受けているのです。

つまりあなただけが特別ではありません。このことを知っているだけで気持ちは楽になります。特に思考がネガティブな人はこれがストレスになり、メンタルを壊してしまう人がいるといいます。しかし批判的な意見に関してはポジティブに考えることが大切です。もしストレスがかかった場合は、同僚や友人、家族に相談してみても良いかもしれません。

 

<変化は選択肢の一つにしか過ぎないと考える>
ネガティブなフィードバックであなたの行動全てが批判され、変化を求められているわけではありません。変化は選択肢の一つでしかないのです。与え手はそのフィードバックに対して明確な基準があったわけではないかもしれません。もしくはあなたが提示されている変化は、自分の中での軸で変えたくない部分かもしれません。

その場合は無理に変える必要はありません。しかしフィードバックを受け入れるなといっているわけでもありません。大切なことは自分の軸をしっかりと持ちつづけることと、その時々に合わせてフレキシブルに自分を適応させる柔軟さなのです。

ありがとうございました。

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