321、睡眠不足がリーダーからエンゲージメント力を奪ってしまう

 

こんにちは。くらもとたいし です。

 

みなさんは1日平均何時間寝ていますか?一般的には7〜8時間の睡眠時間が推奨されていますが、日本人の平均睡眠時間7時間前半で多い国より1時間も少ない状況になっています。

今回のトピックでは睡眠不足は個人の問題だけではなく、周囲にも悪影響を与えることがわかりました。しかもリーダーの立場であればなおさら影響力があるとのこと。ワークシフト、仕事の仕方を真剣に考えなければいけません。

それでは見ていきましょう!!

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【睡眠不足がリーダーからエンゲージメント力を奪ってしまう】

 

多くのリーダーは睡眠と引き換えに仕事をこなしています。仕事の質と量をトレードすることが、最も着手しやすい方法だからです。しかし最近の調査では睡眠の質が個人の生産性に関連しているだけではなく、リーダーの睡眠がチームの生産性に影響していることが判明しました。

 

以前のHBRの記事で、睡眠不足は翌日の仕事が自分勝手になり、チームのエンゲージメント力が低下すると示しました。その一部分でカリスマ性のあるリーダシップにも言及していたのです。

カリスマ性のあるリーダーシップはリーダーとフォロワーの二面性があり、睡眠不足はそのどちらも奪ってしまうというのです。そこでまず私たちはカリスマ性のリーダーシップは感情面の役割にフォーカスしてみました。

 

感情は周囲に伝染します。(詳しくはこちらを参照)リーダーがポジティブな感情、具体的には常に笑顔でいるリーダーは、幸福なそして創造性の高いチームになる傾向にあります。

しかし不幸なことに、睡眠不足はこれを阻害します。睡眠不足はリーダーからポジティブな感情を奪うのです。結果リーダーの感情はチームにも影響を及ぼすため、優秀なチームができなくなってしまうのです。

 

調査として実験を行ってみました。そこにはリーダーシップを発揮することが期待される88名の参加者を集めました。一つのグループには前日充分に睡眠をしてきたチーム。もう一方は2時間以内の睡眠のチームに分かれてもらいました。

参加者にはスピーチをするための準備や実際のデモを行ってもらいます。すると充分な睡眠時間があった参加者に比べて、2時間以内の参加者は、全体的にポジティブな感情を表すことが難しく、リーダーシップを発揮しきれていなかったことがわかったのです。

 

まとめると睡眠不足はリーダーとフォロワーどちらにも悪影響が与えます。もちろんこれはリーダーに限ったことではありません。一般のビジネスマンも十分な睡眠時間を確保することが自分の生産性やインスピレーションの向上、それだけでなく周囲への好影響にもつながることを覚えておかなければいけません。

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