331、世界最高峰のレストランが常にクリエイティブでいることのできる理由

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

「過去の成功体験が邪魔になる時がある。」

ロックバンドGLAYのリーダーであるTAKURO氏はこう語ります。1990年代を皮切りに数多くの金字塔を築き上げてきながらも、今尚精力的に活動を行い、昨年は21万人を動員するアリーナライブを成功させました。

彼らの活動は、過去のミリオンヒットソングに頼るのではなく、定期的にコンセプチュアルなアルバム作成したり、自社レーベルの設立や、アーティスト初のサブスプリプション型アプリをリリースするなど、絶えず革新的な活動を行なっています。

彼らの常に革新を起こそうとする原動力はどこにあるのでしょうか?本日は過去に大成功を収めた人たちが、今尚革新的でいることのできる秘訣を紹介しています。

それでは見ていきましょう!!

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【世界最高峰のレストランが常にクリエイティブでいることのできる理由】

 

イタリアで一店の高級レストランがあります。そこはミシュランで3つ星を獲得し、また世界でもっとも優れているとされている50のリストの中で一番に輝いたことのあるレストランです。

 

このように聞くと多くの人は格式が高く、伝統を重んじているレストランを想像するのではないでしょうか?そしてそのような場合、時代の変化の波についていけずに廃れてしまうこともありえます。

しかしそのレストランは違います。オーナーシェフ自らが革新に重きを置いていて、常に新しく最高のものを求める人物なのです。つまり時代が変わろうが彼の好奇心やクリエイティビティーは人々を退屈させることはないと言うことです。

 

今は一つのレストランを例に出しましたが、これは全てのビジネスに置いて共通することです。多くのビジネスは過去の成功体験に固執し、その枠から抜け出すことが難しくなります。そしてその枠を破ることができずに、衰退していってしまうのです。

なぜこのレストランは大きな成功体験を収めながらも常に新たなチャレンジを行うことができるのでしょうか?そこにはいくつかの考え方が隠されています。

 

<常に進化し続けるマインドをもつ>
イノベーティブな組織は自分たちがその場に止まろうとするなんて考えてもいません。常に新たな刺激を求めているのです。

例えば先ほどのオーナーシェフですが、彼は自分のレストランが名誉ある賞を受賞したことを知っています。しかし彼の中ではそのレシピが完璧であるとは思ったことがないと言います。レシピが完璧でないのであれば、まだまだ先に進む理由があります。そうして彼はさらに進化を続けるために走り続けるのです。

 

また彼は社員にも進化を求めます。彼はよく「〇〇からインスピレーションされた料理を考えろ!!」と言うのですが、それは音楽でも絵画でもなんでも材料になります。

そして例えば音楽であれば、社員たちはその曲調や詩、作られた時代背景から料理を想像します。このように社員が想像力を発揮する環境を整えることによって、社員にもそして職場にも、そしてもちろん自分にも想像力を常に鍛えることができる環境を作り上げているのです。

 

<想像もしなかった新しいものに価値を与える>
例えばパスタのセオリーで、魚介系には長細いパスタを合わせる。肉類には短いパスタを合わせるなどの業界の一般常識とも言われている方法があります。オーナーシェフはもちろんそのことは知っています。しかしそれに考えなしに固執することを嫌うのです。

なぜ長細いパスタは魚介系に合うのか?なぜ短いパスタを肉類と合わせるのか?このようになぜそのように考えられているのか考えることが大切であると彼は言います。そしてもしこの組み合わせ以外にも最善の方法があれば、彼はその新たな組み合わせをすることを推奨します。

セオリーから外れることを恐れていては新しいものを作ることはできません。あえてセオリーから外れる考えをすることによって新たな想像が生まれることを彼は知っているのです。

ありがとうございました。

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