341、会社を成長させるには、成長分野への投資ではなく、自分たちのコアの部分に投資する

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

「あなたには芯がない。」このような言葉を聞くとどんな人のことを想像しますか?おそらく移り気で何に対しても意欲があまり感じられず、ふらふらしている様を思い浮かべるのではないでしょうか?このような人は美味しい話に飛びついては失敗を繰り返してしまいます。

今は人の話をしましたが、会社も同じです。安易な利益のためにフラフラと芯がなくては、その会社に成長を見込むことはできません。会社も人間も同じく、コアの部分を大切にしなくてはいけないのです。

それでは見ていきましょう!

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【会社を成長させるには、成長分野への投資ではなく、自分たちのコアの部分に投資する】

 

企業やNPOかかわらず組織のほとんどの目的は組織の成長です。実際私たちが調査した組織の94%が、当然ながら成長をプライオリティー一番に設定してます。またビジネスパーソンの30%が、成長こそが何においても重要だと述べています。

しかしこれは簡単なことではありません。60%以上の組織は期首に掲げたターゲットに届かないと考えています。また70%の人が昨年の利益率を達成することも困難だと考えていることが調査からわかっています。さらに66%の人が10年前に比べて、目標達成が困難になったと感じているのです。

 

このように前年の数値でさえも達成困難な時代ではありますが、いくつかの組織はこれを達成してきています。彼らは強力な成長エンジンを組み立てたルことに成功したのです。その組織とはAmazon, Apple・Danaher・Haier・IKEA,・NaturaやStarbucksのような組織です。彼らの価値は完全なるポートフォリオが確立されていることと考えられています。実際成長を促すのは製品やサービスではなく完全なる組織なのです。

 

例としてスポーツアパレルカンパニーであるUnder Armourを見てみましょう。彼らのゴールは極めて野心的です。それはアクティブウェアのパイオニアとして存在するのではなく、ウェアラブル電子機器の発展です。Under Armourはこの発展のために成長エンジンをフル稼働させています。

もちろんStarbucksも忘れてはならない組織の一つです。彼らの成長エンジンは製品の提供だけでなく、社員のロイヤリティーも非常に高く称賛すべきであり、この貢献によって成長を続けています。

 

多くのビジネスの専門家は急速に成長してる分野に投資するようにアドバイスをしています。自分たちの専門分野外に関わらずです。しかしそこには幾つかの疑問が生じないでしょうか?

成長分野に投資することは、自分たちの今まで培った能力や経験が通用するのでしょうか?勝つための明確な道筋は立っているのでしょうか?このような考え方では簡単に現金を使い切り、失敗に終わってしまうことがほとんどである現実を知っておかなければいけません。

 

まず大切しなければいけないのは自分たちのコアの部分です。自分たちのコアの中で、製品やサービスを成長させなければいけません。次に自分たちと近しい分野を成長範囲の視野に入れます。そこで初めて自分たちの能力が広がっていくのです。

残念なことにほとんどの組織が自分たちにコアではないところで成長できるエンジンを探しています。しかしもっと初めにすべきことは自分たちのコアを活かすことなのです。そこで初めて周囲が活きてくるのですから。

成長分野に投資をしたくなる気持ちはわかります。なぜならその分野がキャッシュカウ※に見えるのは当然のことなのでしから。しかし自分たちの範疇外での挑戦はコアの部分がしっかりしていなければ通用しません。自分たちのコアとはなんなのかをしっかりと見極めることが、会社を発展させていくための、基本であり近道なのです。

ありがとうございました。

※利益を生み出すタームに突入した製品や分野

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