342、#MeTooや#TimesUpの波に乗って、職場でもセクシャルハラスメントは解消されつつあるのか?

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

私たちは無意識に人を傷つけている可能性があります。それは私たちの「無知」からきているところが大きいのではないでしょうか?率直に言うと「無知」は「罪」です。知らなかったからと言って何をしても許されるわけではありません。

セクシャルハラスメントに関しても同じです。私たちがつい口走ってしまったことが相手にとってハラスメントになる可能性は多いにあるのです。その際「知らなかった」では済まされません。誰かを傷つける前に私たちは色々なことを知っておかなければいけないのです。

それでは見ていきましょう!!

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【#MeTooや#TimesUpの波に乗って、職場でもセクシャルハラスメントは解消されつつあるのか?】

 

#MeTooや#TimesUpのムーブメントは社会に対して大きな影響力を発揮しています。この活動がムーブメントになったことによって、今までセクシャルハラスメントなどに悩まされていた人たちにとって、救いになっていることもあるでしょう。

このようなムーブメントの一方で実際の職場でもセクシャルハラスメントはどうなっているのでしょうか?私たちは#MeTooや#TimesUpの流れから少しでもクリーンな職場環境にシフトしていることへの一縷の希望を持ちながら1100人に調査を行いました。その結果を見てみましょう。

 

まず63%の人が#MeTooや#TimesUpと行ったムーブメントが自分たちにとってプラスの働きになっている感じていました。45%の人が今までいうことのできなかったセクシャルハラスメントに対して声をあげることができるようになってきているのです。

しかし一方で48%の人が人には話すことのできていないものがあるとも言います。つまり#MeTooや#TimesUpがポジティブには働いているものの、道のりはまだ長いことが理解できます。

 

次に職場ではどのように変わってきているのかを調査して見ました。ここでは大きく3つの調査で見ることができます。

  • 女性の19%、男性の23%しか、自社のセクシャルハラスメントに対するトレーニングが強化されていないと言っています。
  • 女性の23%、男性の17%しか、目に見えたセクシャルハラスメントに対する対応がされていないと言っています。
  • 女性の16%、男性の14%しか、#MeTooや#TimesUpが始まってから、新しいポリシーやルールができていないと言っています。

 

このように現実は、職場までセクシャルハラスメントの対応が満足できる状態になってきているかと言われていると、そうではないのが実情です。むしろ#MeTooや#TimesUpのムーブメントがあってから、過度にセクシャルハラスメントと叫ぶ人や、それによって例えば男性が女性を部下やメンターに持つことを避けてしまうと言った自体が生じていることがわかってきました。

今ままでも性差別による取り組みは幾度となく、会社でも話し合われてきているとは思いますが、今一度しっかりとシステムを構築する機会なのかもしれません。セクシャルハラスメントを職場で考えるにあたって、2つのポイントを下記に記しているので、これを参考にしながら、自分たちの体制を見つめ直してはいかがでしょうか?

 

<目に見える判断システムを作る>
最も守られなければいけない人は、セクシャルハラスメントを受けている人です。会社によってはセクシャルハラスメントを受けていることを口に出すことができずに、泣き寝入りを強いられている人も多いのが事実です。そこで、目に見えた判断システムを作らなければいけません。そこでは安心してセクハラを受けている人は、声をあげることができるシステムでなければいけません。

 

<トレーニングの実施>
セクシャルハラスメントにも特徴があり、自覚があるタイプの無自覚でコミュニケーションの一環として行なってるタイプです。後者の人にとっては無自覚なので、その自分の行動を正すことができない可能性があります。したがってトレーニング制度を強化しましょう。何がセクシャルハラスメントになりうるのかをしっかりとテストしていくのです。

このような知識がないと、単に性別が違う人たちの上司や部下の関係やメンターの関係が難しくなり、組織に歪みが生じてしまいます。これは会社にとっては大きな損失になるので、お互いがしっかり理解し合うことを目的にトレーニングの制度を再度見直すことを推奨します。

ありがとうございました。

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