343、スタートアップで成功するのは若い世代ではなく、ミドルエイジだ

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

本日の記事は若い人より、ミドルエイジ、つまり40代からの方が起業は成功しやすいことを説明しています。

これは半分正解で、半分不正解です。なぜなら起業をするのに考えなければいけないことは年齢ではなく、「何を世に出したいか?」が重要だからです。

確かに年齢がいっている分、ビジネスの経験値は高く起業に成功しやすい傾向にあるかもしれません。しかし若い世代にはそれをも上回るパワーとクリエイティブがあることも事実です。

結論、ビジネスを始めることに早いも遅いもないと言うことです。自分の表現したいものを世の中に出すことが最優先で、その際年齢なんて関係ありません。やるかやらないかそれ一択なのです。

それでは見ていきましょう!!

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【スタートアップで成功するのは若い世代ではなく、ミドルエイジだ】

 

「起業家は若い方が成功しやすい。」そのようにいぱん的には思われています。確かに世界的に有名な、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ・マーク・ザッカーバーグなどは20代前半に起業し、世界的な会社へと成長させてきました。

 

<若い人が起業に有利であると言う神話を打ち破る>
しかし本当に若い人が起業に有利なのでしょうか?私たちは実際に調査を行い、どの年齢がもっとも起業をするにあたって成功しているのかを調べて見ました。

すると私たちの調査では42歳が起業するにあたってもっとも成功しやすい歳であると分析しました。これは何もIT分野以外のことをさしているわけではありません。IT分野においても、ソフトウェアのスタートアップでもっとも成功しているケースは40歳でした。

もちろんIT以外の分野はそれ以上です。例えば石油やガス、バイオテクノロジーと行った分野では、47歳が平均年齢であることがわかりました。

 

そもそもスタートアップのトップは全体の0.1%と言われています。多くのスタートアップは利益をあげる前に潰れていってしまうのが常です。そして私たちはどの年齢がもっとも利益をあげることができているのかを調べてところ、45歳で起業している人がもっとも利益をあげることができる会社を作ることに成功しているのです。

様々な視点から調査を行ったところ、やはり結果はミドルエイジの世代が起業に向いていると言うデータが出てきます。起業は若い人たちの特権ではないと言うことがデータからは言うことができます。おそらく成功の要員としては経験値の差であることは隠しきれません。ビジネスの経験があるのとないのとでは、成功するのに大きな違いが出ると言うことです。

 

<しかしなぜスティーブ・ジョブズは成功したのか?>
しかし説明しなければいけないことは、なぜスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツ、ジェフ・ベゾスなどについてです。とはいえ実は彼らがもっとも利益をあげたビジネスを展開できたのはミドルエイジだったのをご存知でしょうか?

スティーブ・ジョブズの代表作はiPhoneですが、iPhoneが世に出たのは彼が52歳の時でした。またジェフ・ベゾスが本のECをはじめ利益を出し始めたのが45歳です。つまり彼らは若い時代に成功を収めながらも、彼らのキャリアの中でもっとも成功した時期はミドルエイジだったのです。

 

<なぜVC投資家は若い世代に賭けるのか?>
忘れてはいけないのがVC投資家の存在です。ビジネスをはじめる際、資本金は必ず必要です。その際優れたビジネスアイデアと引き換えに、起業家はVC投資家に投資をしてもらえるようにアピールします。この時VC投資家は若い世代に投資する傾向にあり、年齢が上がるに連れて投資を受けることが難しくなってくるのです。

これは2つの理由が考えられます。一つは彼らの考え方が間違っていると言うことです。若い起業家の方が成功確率が高いと思い込んでしまっているのです。二つ目が経験のある起業家より、若い起業家の方が自分がイニシアティブを握りやすいと言う点にあります。やはり経験値が多い人より、ビジネス経験が少ない人の方が自分の意見を通しやすいと言うこともあり投資家は若い人に投資する傾向にあるのです。

VC:ベンチャーキャピタル

ありがとうございました。

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