356、組織が直面する、マインドセットが成長することで達成されると思われている4つの誤解

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

あなたのマインドセットはなんですか?

マインドセットとは自分の思考や行動の軸になるものです。私の今のマインドセットは”Be Curious, Collaborate with Everyone”で数年ごと、特に自分の中で大きな変化があるときに考えています。

このマインドセットがあることで、自分たちのベクトルは簡単に定まります。なぜなら自分の軸が決まっているからです。

もう一度聞きます。あなたのマインドセットはなんですか?

それでは見ていきましょう!!

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【組織が直面する、マインドセットが成長することで達成されると思われている4つの誤解】

 

マインドセットの育成はスキルや能力の向上を加速させると信じられています。確かにマインドセットの育成は、その人自体の目的を明確に設定することなので、何をするにしても進むべき方向が明確で成長が早いことは確かです。

 

今多くの会社がマインドセットの成長性を意識しています。リーダーたちは時間をかけながらもマインドセットの成長を目指しているのです。

しかしながらマインドセットとは何かを理解しないまま、これを会社に落とし込もうとしているリーダーを私は数多く見てきました。間違ったマインドセットの確立は、ビジネスにあまり影響を及ぼしません。

むしろそこに時間や投資のリソースを投資している分マイナスになっているのです。今多くのリーダーが勘違いしている、マインドセットの成長が信じられている間違いを見ていきましょう。

 

<間違い1:マインドセットの成長はビジネスの利益化に繋がる>
確かにあながち間違いではありませんが、マインドセットの目的な収益化にあるわけではありません。収益化はもちろん大切ですがあくまで短期的な視点に過ぎないのです。

マインドセットを成長させることによって、長期的な投資、つまり私たちが行なっているビジネスの根幹を強くしていく働きがあるのです。

 

<間違い2:マインドセットは人のものだけでなくビジネスにも有効>
マインドセットとは心の持ちようです。したがって人がマインドセットを持つことによって、思考や行動に変化が現れます。そしてそれが成長に向かっていくのです。

しかしビジネスは心を持ちません。あくまで人がビジネスのコアを作っていくのです。したがってビジネスにマインドセットを持たせたからといって自動的に成長していくわけではありません。あくまでマインドセットへの投資は人にされなければいけません。

 

<間違い3:マインドセットがあれば、人は何にでもなれる>
あなたは今からオペラ歌手になれますか?もしくは音痴な子供はオペラ歌手に向いているでしょうか?一般的にマインドセットを設定すれば、人は何にでもなれると誤解されています。

しかし考えて見てください。人には向き不向きが確実に存在します。リーダーが考えなければいけないことは、部下のどこを伸ばしていくかを考えてあげることなのです。

 

<間違い4:マインドセットは二進法>
一つの方向を目指しているからといって、他のことをしなくて良いわけではありません。むしろマインドセットはフレキシブルであるべきです。なぜなら市場は常に変化しているからです。

自分が進んでいる方向が違うなと思うのであれば、方向転換や目的の再設定はいつでも自由です。今まで学んできたものがもしかすると違うところで結びついて来る可能性もあるので、今まで無駄になるということは決してありません。

ありがとうございました。

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