363、不満は第三者に愚痴るのではなく、相手に直接伝えた方が効果が高いこともある

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

「不満は第三者に愚痴るのではなく、相手に直接伝えた方が効果が高いこともある」というタイトルですが、ほとんどの人がそれができるならとっくにやっている!!と思うはずです。それができないから第三者に愚痴をこぼしているのですから。

しかしあなたも誰かから愚痴を受けたことがあると思いますが、相手の愚痴を聞くことほど非生産的なものはないと感じたことはありませんか?つまり相手の時間を奪っているにも関わらず、何も解決しないのが愚痴なのです。そのような時間を作るのならば、いっそ覚悟を決めて不満のある相手と腹を割って話した方が良い方向に向かうこともあるということです。

それでは見ていきましょう!!

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【不満は第三者に愚痴るのではなく、相手に直接伝えた方が効果が高いこともある】

 

手元の時計を見てみると、今午後3時20分です。かれこれ1時間以上話していることになります。電話の相手は昔から交流のある友人で、彼は同時に私のクライアントの社員でもあります。彼はその会社のボードメンバーで会社をマネージメントする立場にいます。

話の内容は彼の上司(CEO)の愚痴です。愚痴の内容とは、彼の上司は横暴すぎるとのことです。彼が思ったことは全て彼の言う通りにならないと気が済まないし、遅れてミーティングに入ってきたと思ったら、その場をかき乱して去っていくとのことです。

 

私の愚痴の相手は彼だけではありません。実は彼の上司、そうCEOからも愚痴を受けていたのです。その不満がある相手とは、愚痴を言ってきた自分の友人を含めたボードメンバーです。そうです、彼らはお互いに愚痴を言い合っているのです。

 

そもそも私たちはなぜ愚痴を言うのでしょうか?それはストレス発散のためと考えられています。しかし実際愚痴を言ったからと言って、ストレスが発散されるわけではないと言うことがわかっています。

むしろ愚痴を話していることで相手への怒りの感情がましていくこともあるので、むしろ逆効果にもなるのです。

 

もう一つ非生産的なことがあります。それは聞かされている私の立場です。私はただ相手からの愚痴を聞いているだけなので、その時間分私の時間は奪われてしまいます。そうです愚痴とは直接不満がある相手に言うのではなく、関係のない第三者へ発せられるので、その第三者はただ聞くしかないのです。

 

そこで今回の愚痴が両方ともからあったと言うことで私は一つの実験を行いました。それは相手の愚痴の内容と食い違いがあるところを明確にしていくのです。そしてその食い違いの部分を正しい情報に置き換えていくと言う方法です。

この方法はお互いの意見を中立的な立場で聞くことで成立するので、くれぐれも客観的に判断していかなくてはいけません。結果お互いがお互いを誤解していると言う結論に落ち着きました。

 

私はそのことを両者に伝えました。不満があるのならお互い直接話した方が良い、とです。今回のケースは私が中立に入ったことで、お互いの誤解が解けて関係性を深めることができました。もちろんこれが全てではありません。愚痴を誰かに言うと言うことは、相手が上の立場で直接言うことができないと言う事情があることは理解できます。

しかし愚痴を第三者に話したからと言って、何も解決するわけではありません。むしろネガティブに働くケースもあると言うことです。不満があるのなら、第三者に愚痴るのではなく、直接相手と語り合うことが問題解決になると言う事実も知っておきましょう。

ありがとうございました。

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