372、100年時代に突入した時、私たちにどんな変化が必要とされるのか

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

世界で最も平均寿命が長い国、そう日本です。この平均寿命はどこまで伸びてくるとでしょうか?そしてどこまで高齢化が続いていくのでしょうか?もちろん世界もこれに倣って高齢化に突入します。その中で最も早く超高齢化社会に突入する日本。ここは日本がロールモデルとなる社会を作り出すチャンスかもしれません。

自分の人生が100年あると考えてみてください。あなたはその人生を全うできる自信はありますか?今までの考えられ方が通用しない時代になるかもしれません。『LIFE SHIFT -100年時代の人生戦略』は私たちに忠告を与えてくれながらも、同時に希望も与えてくれる名著です。ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか?

それでは見ていきましょう!!

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【100年時代に突入した時、私たちにどんな変化が必要とされるのか】

 

今日のアメリカでは72,000もの人が100歳を超えていると言うデータがあります。世界で見るとおそらく450,000をも超えてきます。統計上2050年までこのトレンドが続けば、アメリカだけで100万もの人が100歳越えになると言われています。

ある調査によると、2007年に生まれた子供の平均寿命が104歳になると言われているものまであるのです。イギリスやドイツ・フランス・イタリアそして日本では107歳になるとも言われているのです。

そこでは当然のことながら医療費や年金の問題が重視されます。しかしもう少し俯瞰的に100歳の人が増加した状況を考えてみましょう。

 

例えばあなたがより長生きすると仮定します。その時あなたの仕事と生活にどのような変化が生じるでしょうか?寿命が延びるということはより長く生活をすることになります。健康寿命も同時に伸びてきたことにより、今の70歳が60歳に、40歳が30歳と若い年代も延びることになるのです。

この変化は違うところでも起きています。例えば家を買い、結婚し、子供が生まれキャリアがスタートしていきます。この現象が徐々に遅れてきているのです。例えば1962年には50%の人が21歳で結婚を迎えていた。しかし現在では29歳にまで引き伸びてきたように。

 

自分の寿命が延びているとすると、早くから人生の選択をするリスクをとる必要はなくなってきます。つまり寿命が延びることは様々な決定が延びることとなるのです。もちろん経済的な心配する人もいるでしょう。しかしそれだけではありません。

今仕事のリタイアは65歳となっていますが、もしかすると70歳、いや80歳まで伸びているかもしれません。もし65歳でリタイアしたとしても残り30年、何もしない人生に耐えることができるでしょうか?100歳まで自分が生きることを想定して仕事を見直さなければいけない時代が来ます。

 

これは教育業界も変わっていかなければいけません。60年間もキャリアがあると考えると成人までの教育、特にテクノロジーの部分で追いつかなくなります。誰もがどこかのタイミングで教育を受け直さなければいけなくなる可能性もあるのです。

見ていただいた通り寿命が延びることは様々な変化が起きてきます。そしてこの変化は少なからず起きてくるのです。この変化を社会・個人は受け入れなければいけません。受け入れた上で新しいステージを進んでいくのです。

ありがとうございました。

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