リーダーシップを鍛える “5E モデル”

 

本日5回目のテーマは、「リーダーシップを鍛える “5E モデル”」をみていきたいと思います。

 

前回第4回目では、「これからのリーダーシップ(完璧な人間などいないことを知る)」を皆さんには深化していただきました。簡単にまとめると、

これからのリーダーシップに必要なものは「SL×TFL」の組み合わせで、

「チームのメンバー全員がビジョンを持って、全員がリーダーシップを執りながら、互いに啓蒙し合い、知識・意見を交換する姿」

を全員が示すことが求められているのです。リーダー1.0から2.0への転換期を迎えているのです。

 

そして本日は、「リーダーシップを鍛える “5E モデル”」をご紹介していきたいと思います。実際リーダーシップを経験なく、そして知識なくして発揮することは簡単ではありません。

むしろ経験や知識もなくリーダーシップを発揮できるのであればそれは先天性のものでありリーダー1.0の可能性もあります。リーダー2.0を迎えるにあたって、私たちはどのようにリーダーシップを鍛えれば良いのでしょうか?

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■リーダーシップ 5E モデルl

  • Envisions(ビジョンを描く):目的の設定、目的が無ければ力が散漫し良い結果を実現できない
  • Engages(巻き込む):ビジョンの共有、目的は?なぜする不必要があるのか?
  • Energizes(活性化する):自発的な行動を促す、個々人のモチベーションを高める
  • Enables(可能にする):達成を邪魔する要因を探る
  • Executes(実行する):目的を達成するために、書き込み・活性化し・可能にするを何度も繰り返す

 

 

これ実はある昔話にも全く同じお話があるのにお気づきでしょうか?そう、桃太郎です。

桃太郎は鬼を退治して平和な村を取り戻すビジョンを描きました。(Envisions

そして猿・犬・雉をきびだんごで巻き込み、活性化させます。(Engages・Energizes

鬼ヶ島に到着後、雉は敵情観察、猿は戦略構想、犬は実行役としてそれぞれの役割分担を行い鬼退治を可能にさせます。(Enables・Eneables

この3匹の活躍と桃太郎によって鬼退治を実行することができたのです。(Executes)まさに桃太郎はリーダーシップ “5E モデル”の通りだったのです。

 

 

この5つのモデルはどれか一つでもかけていたら成立しません。ビジョンがあっても、実行できなければ絵に描いた餅になりますし、ビジョンがない実行はただの無謀となるかもしれません。

また仲間を巻き込み活性させることは非常に重要です。なぜなら一人でできることの範囲は決まっているからです。人を巻き込むことによって、自分ではできなかったことも可能になってくるのです。

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第6弾はそれぞれの習熟度によって、リーダーシップの形を変えていく方法ををみていきたい思います。リーダーシップ “5E モデル”によって、リーダーシップの鍛え方がわかりました。しかし5E モデルは一般的な概念なので、それを落とし込むためには、もう一堀必要です。そのリーダーシップは組織の習熟度によって変えていかなくてはいけません。次回はその方法をご紹介していきたいと思います。

 

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