400、社員育成プログラムをワークさせるには、社員ファーストで考えなければいけない

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

言葉とは不思議なものです。同じ内容でも、言葉のチョイスを変えるだけで、印象が全く変わってきます。だからこそコピーライターという仕事が存在するのです。

「リーダー育成プログラム」と「リーダーシップスキル向上プログラム」ではどちらが印象的でしょうか?実際この二つの言葉の違いでも、効果に大きな違いが出てくるのです。

リーダーシップの中身については、TOPIC SELECTIONでリーダーシップを深化しています。詳しくはこちらからご覧ください。

それでは見ていきましょう!!

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【社員育成プログラムをワークさせるには、社員ファーストで考えなければいけない】

 

リーダーシップをトレーニングするために組織は多くのお金を毎年投資しています。リーダーシッププログラムを投資される社員は、その組織にとって優秀な人物であり、彼らには将来幹部候補としての活躍が期待されています。

しかし経営陣の期待値とは裏腹に、リーダーシップトレーニングを受ける側にとってはあまりプログラムに対して期待をしていないことがわかっています。つまり組織はこのプラグラムに多額の資金を投資しているにも関わらず、あまり成果に繋がらないとされているのです。

 

そこで効果的にリーダーシップトレーニングを行うために、私たちは530名のまだリーダーシップトレーニングを受けたことのないメンバーに対して、ある実験を行いながらプログラムを実施しました。するとアプローチを変えるだけで大きな成果をあげることができたのです。

それではどのような方法で行われたのでしょうか?それはプログラムの呼称を変えたわけです。その呼称とは「リーダー育成プログラム」と「リーダーシップスキル向上プログラム」の二種類です。それではどちらの呼称が成果をあげたのでしょうか?

答えは後者です。なぜ呼称を変えただけで成果が変わってくるのでしょうか?それは前者は会社側、後者は自分自身にベクトルが向いているからです。会社側にベクトルが向いてくると、リーダーシップを学ぶということは責任や会社への貢献の比率が増し、社員への負担が増えてくるということです。

一方で自分自身にベクトルが向くということは、自身のスキルアップに繋がると考えることができ、会社というよりも自分のためになると考えることができるのです。

リーダーシップを考える上で、組織は自分たちの組織を成長させる社員を育成したいと考えますが、実際にリーダーシッププログラムがワークするのは、個人の成長に集中した方が効果を発揮するのです。

ありがとうございました。

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