426、アフリカの現地銀行が挑む、グローバル企業との戦い

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

本日のお話は、アフリカの現地銀行がグローバル企業相手に対して、勝つために考えなければいけないことを特集しています。これは何もアフリカでのみ役立つ知見ではありません。

この戦いはベンチャー企業vs大企業の構図に似ているのです。ビジネススケールでベンチャーが大企業に勝てるはずはありません。しかし大企業にできないことがベンチャーではできることも事実です。そのできることはなんなのか?そしてそのためにはににをすべきなのでしょうか?

それでは見ていきましょう!!

<Sponsored Link>


 

【アフリカの現地銀行が挑む、グローバル企業との戦い】

 

今アフリカにおいて、銀行を再構成していく必要性にさらされています。テクノロジーの進歩によりオペレーションやサービスの質に大きく競合が貢献しているためです。またその競合とは銀行のライセンスを持ってないモノまで含まれる次第です(例えばブロックチェーン技術がそれにあたる)。

例えばすでに、アフリカの一部ではインターネットによる流通がかなり普及しつつあります。そしてそれを支配しているのは現地の銀行ではなく、グローバルに展開している銀行です。実際PayPalでは、2015年ナイジェリアの$6.1百万円のお金がインターネットショッピングで動いているのです。

 

このままいくとアフリカ現地の金融関連の縮小は必至です。利用者はどのサービスを利用するかは選択の自由があるし、より使い勝手の良いものを選ぶでしょう。つまり伝統的な銀行のあり方では成り立たなくなってくるのです。

それではアフリカ現地の銀行がグローバル展開している巨大な敵に立ち向かっていくにはどう変化していけばよいのでしょうか?

 

<スタッフを再編成する>
市場が変化している中で、アフリカの銀行の構造も変化しなくては生き残っていくことはできません。例えばあるアフリカの銀行員は車でクライアントを探しながらビジネスを行っているが、もっと効率のよい流通チャネルは存在するのです。

マンパワーの削減および、デジタルマーケットの移行が大きなカギとなります。この十年で社員の80%の仕事はオートメーション化するところまで来ています。また銀行が商品を取り扱う必要もありません。関連商品を委託することも考えることができます。

 

<現地のデータを集める>
データ不足もあり、アフリカ諸国は国民のことを知らない。つまり国民が何にお金を落とし使用しているのかを知る必要があります。そうデータのインフラ化が重要なのです。

一方でグローバルの銀行はそのデータを収集することは可能となっています。したがって現地より他国の会社が、より国民のニーズをくんだ商品を展開できる構造になってしまっているのです。

 

<ローカルのニーズを理解する>
しかしまだまだ現地の銀行がメガバンクに勝つ可能性は残されています。それはメガバンクは現地に住んでいるわけではないという点です。つまり現地のリアルを把握するという意味で利点は残されています。

まずはその土俵に立つためにもデジタルインフラを整備する必要性があります。そこで初めてメガバンクと現地の銀行と勝負し、地の利で勝つ可能性があるのです。

<Sponsored Link>


Follow me!