430、組織の変化は、社員に「なぜ」を明確に説明する責任がある

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

数年前、私が以前働いていた会社で切り離し・合併が行われました。私の部署もその合併の部門に含まれていたので、本日の記事の重要性は身を持って自覚することができます。

実際組織が変革を起こす時、社員が求めることは「なぜ」その変革が起き、どのような将来のビジョンが起こっているのかをクリアに理解することです。社員がしっかりと働くためには、組織やリーダーはその説明を果たす責任があるのです。

それでは見ていきましょう!!

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【組織の変化は、社員に「なぜ」を明確に説明する責任がある】

 

組織が変革を起こす時、少なからず社員にも変化が起きてきます。変革それ自体は健全な組織を維持していくのに必要なことです。しかし問題なのは多くの一般社員がなぜ変革が必要なのかを理解できていないということです。

この問題は社員にとっては行動や意識に対して大きなバリアとなっています。なぜなら変化だけが先行するだけで、社員は「なぜ」の部分がかけてしまっているからです。そしてそのかけている部分が最終的な変革の失敗に繋がってしまうからです。

リーダーには説明の責任があります。そしてそのクリアな説明に対して社員は答える責任があるのです。そこで大切なのは「なぜ」変革が必要なのかを説明することです。そこで必要な3つのファクターを見ていきましょう。

<未来のビジョンを見せることで、人をインスパイヤーさせる>
不確かな場面において、人はクリアなビジョンを求めます。そしてそこでもっとも重要なのは、大きな絵をストーリーで描くことです。「なぜ」変革が重要で、「どのようにして」それを可能にしていくのか?これがストーリーで語ることができるのです。

もちろんストーリーを語る上で、優先しなければいけないことは、ビジネスのコアビジョンを中心に語ることです。変化は不確かなものであることが大半です。したがって明確な説明であるということは、社員がビジネス戦略を理解し、より良いビジネスを行うことができるようになるのです。

 

<定期的なコミュニケーションを心がける>
変革のコミュニケーションは一度で完結するわけではありません。全ての変化が起きる段階でのステップで説明が求められます。もちろん全ての段階でクリアな説明ができるわけではありません。しかしそこで説明を怠ってはいけないのです。

答えることのできる範囲を随時説明していくことが大切です。オープンで透明性があり、フォローアップされてるという安心感が、社員が安心して働ける環境を生み出すのです。

 

<リーダーやマネージャーが変革を力づける>
組織の変革には、個人の変革も必要になってきます。組織は変化における設備や情報、リソースが必要です。そしてリーダーには社員の意識やスキルを発展させる必要性があります。変革時は社員は不安を抱えています。その時にリーダーが指南役をすることに価値が出てきます。スキルや知識を与える他に、モチベーションを高めることも、リーダーの役割です。

ありがとうございました。

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