433、Uberが中国市場から撤退した本当の理由

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

中国でのビジネスは多国籍の会社が運営していくには非常に高い壁が立ちはだかっています。私のしっている中国でビジネスを始めた人曰く、売上が上がれば上がるほどテナントが高騰し、自動的に中国の企業が儲かるシステムになっています。

そんな中国でのビジネスに勝機はあるのでしょうか?本日はUberが中国から撤退した理由を探りましょう。

それでは見ていきましょう!!

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【Uberが中国市場から撤退した本当の理由】

 

一昨9月世界のイノベーションインダストリーリーダーたちが、シアトルで中国の国家主席である習近平と会合しました。その中にはmicrosoftのCEOやFacebookのCEO、そしてシェアエコノミーの代表格であるAirbnbのCEOとDidi ChuxingのCEOが参加していました。その中でDidi Chuxingの同業であるUberのCEOは不参加であったのです。

これは中国でUberが上手くいく前兆ではなかったのです。その後UberはDidi Chuxingに20%の中国での株を分け渡したのです。もちろんUberは中国の市場で勝利し、市民権を獲得したかったはずであるにもかかわらずす。しかし現実は中国籍の会社に負けてしまったのです。しかしまだUberは中国でリバイバルの可能性を残していると考えられます。

 

まずUberが中国に参入した時、彼らは彼らのシステムを構築し直さなければいけませんでした。中国でアカウントを作る際、クレジットカードの情報を検証する必要があったからです。これは中国の潜在顧客にとって非常に大きな障害とな理ました。この取り組みは2014年2月から始まっているのです。

次にUberはGoogleと連携して位置情報を取得していたが、中国ではGoogle mapでの位置情報が極めて制限されている状況でした。そのためUberは2014年12月からBaiduと連携を始めなければいけなかったのです。

そして中国でUberが存続していくためには多額の資金が必要となりました。中国の市場を魅了するためには、ドライバーと利用者に大きなインセンティブがなければいけなかったのです。Uberはこの中国市場のグレーゾーンの中を走り続けなければいけなかったということができるでしょう。

 

中国の市場で多国籍の会社が成功するためには、まず中国国家が市場に規制をかけていない分野を探さなければいけません。したがって中国でビジネスを成功させるには、競合に勝つことではありません。むしろ規制化されていない分野で勝負するしかないのです。

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