444、オリンピック金メダリストはどのようにして強烈なプレッシャーに打ち勝つことができたのか?

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

2020東京オリンピック開催まで2年を切りました。日本人選手のメダル獲得が期待される中で、日本人選手はいつも以上にプレッシャーを受けることでしょう。

世界最高峰のスポーツの祭典であるオリンピックでは、選手にどれほどのプレッシャーがかかっているのでしょうか?本日は金メダリストのインタビューを通してその実情を見ていきましょう。

それでは見ていきましょう!!

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【オリンピック金メダリストはどのようにして強烈なプレッシャーに打ち勝つことができたのか?】

 

アレックス・グレゴリー氏(Alex Gregory)はローイングのオリンピック金メダリストであり、かつワールドチャンピオンであり、そして二児の父でもあります。彼は2012年ロンドンオリンピックの時に金メダルをチームメンバーとともに獲得したが、それは簡単な道のりではありませんでした。彼はどのようにしてプレッシャーと立ち向かったのでしょうか?

 

―プレッシャーの中ベストパフォーマンスを出せない時期があったと伺いましたが、何が起こったのですか?(記者)

私はトレーニングは好きでしたが、レースは決して好きではありませんでした。若いころそれで非常に神経質になっていました。ボートは複数名でこぎますが、私は神経質になっていたため、メンバーと呼吸を合わせることができなくなってしまいました。(アレックス氏)

 

―ではどのようにして、プレッシャーをコントロールしていったのですか?

私はローイングをやめるつもりでした。しかし2008年のベルリン大会を見に行った時、オリンピックは完全に別物であることにきづきました。今まで起こったことのない興奮が起こったのです。技術は十分にありました。なので私は精神面を徹底的に鍛えることにしたのです。

 

―おもしろいですね。HBRではストロングポイントを徹底的に鍛えていくように示していますが、あなたはウィークポイントを中心的に鍛えていきました。

はい、ストロングポイントを鍛えることは楽しいですよね。しかし私はある程度良いところまで行っていました。そして考えた結果ウィークポイントを延ばさなければいけないことに気付いたのです。

 

―ローイングではどの程度個人もしくはチームとしてバランスを保ちますか?一緒のボートに座っているのは仲間であり、敵であるとも見受けられますが。

そこがローイングの難しいところです。私はチームメイトの24時間365日を共にしています。しかしそのチームメイトが同じボートに座るともであるときもあれば、席をとりあう敵にもなる。コーチからはチームメイトは敵ではなく仲間といわれてきましたがね。そしてローイングはチームのシンクロ率によって結果が変わってきます。そのバランスが難しいですね。

 

―どのようにしてチームをまとめることができたのですか?現にオリンピックで金メダルをとっているのですから。

はい、息を合わすことができなければいかに個人が優れていても勝てないことは分かっていました。そのとき幸運にもイギリスの以前のワールドチャンピオンの人と話す機会があったのです。彼曰く、ただボートに対して誠実であれとアドバイスをくれました。それから我々はメンバーともっともっと我々が何を達成したいのかを話し合いました。

 

―イギリス大会の時はあなたのホームグラウンドであり、プレッシャーも半端なかったと思いますが、いかにそのプレッシャーをはねのけましたか?

オリンピックはケタ違いであった分、反対にプレッシャーは少なかったかのように思います。ただ自分とチームを信じることができるかだけを考えていました。そして大きかったことが、私は一人ではなかったことです。ここまで来るのにたくさんの人たちからサポートをいただきました。どんな優秀な選手でも一人ではその成果をあげることはできません。しかし周りに人がいればどんな力だって発揮することができるのです。なので一人で追い込まれすぎず、周りを頼ることは本当に大切だと思います。

―ありがとうございました。

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