454、「失敗」がより良いキャリアを築く道になる

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

「失敗」を恐れて何もできない、という人がいます。確かに2000年前の社会の構造としてはそうだったかもしれません。しかし今は違います。むしろ「失敗」ができない人は、次のステージに進むことはできなくなってきているのです。

確かに失敗をしないことはコンフォートゾーンにい続けることができるため快適です。しかし「今」の快適が「将来」の快適であるという保証ではないことを理解しておかなければいけません。

それでは見ていきましょう!!

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【「失敗」がより良いキャリアを築く道になる】

 

ほとんどのリーダーは失敗を恐れます。しかし私たちが10年間で約2600人以上ものCEOを調査をしていたところ、45%もの人が大きな失敗、例えば解雇や最大の顧客の紛失などを経験しているということです。にも関わらず78%もの人が依然としてCEO職に付いているという事実です。

ここでより深く調査をするために360名のエグゼクティブを調査することに決めました。まずその中で18%の人がなんらかの形で解雇されていることがわかったのです。ここで重要なことはエグゼクティブの立場でいるときに解雇されているということです。

ここで申し上げておきたいことは、これはバッドニュースではないということです。むしろここからはクッドニュースをお伝えしていきます。まず解雇されたうちの68%の人が半年以内に再就職しているということです。それも役職や依然と同等、もしくはそれ以上で再就職している点です。残りの24%も新しい就職先を同条件以上で1年以内には獲得しているという事実です。

 

なぜ失敗がグッドニュースに繋がるのでしょうか?それは私たちの「失敗」という考え方に違いがあるからです。一般的に「失敗」自体はネガティブな要因として取られますが、一方では「失敗」から何を学んだかによって、ポジティブなものに変化するということです。多くの意見では一度も失敗をしたことがない人よりも、失敗をしてそれを克服してきた人たちを積極的に採用するような傾向があるのです。

それでは「失敗」は推奨されるべきなのでしょうか?もちろん積極的に失敗する必要はありません。しかし積極的に行動した結果「失敗」することを恐れてはいけません。そしてその失敗から何を学んだのかを明確にする必要はあります。ここからは「失敗」とどのように向き合っていくのかを考えてみましょう。

 

<恥ずかしがらずに真実と向き合う>
多くの場合「失敗」を隠したがる傾向にあります。それは自分自身のキャリアと自尊心に傷がつくことを恐るからです。この段階ではまだ「失敗」はネガティブなものであるという認識です。

しかし調査の結果から「失敗」を失敗のまま放置しているとまた今後50%の確率で同じような失敗をしてしまうことがわかっています。ここで正しいことは「失敗」を失敗のまま放置せずに、事実と向き合うことなのです。

 

<プロフェッショナルのネットワークを活かす>
職探しをする場合、大抵の人はヘッドハンターやエージェントを利用して仕事を探すでしょう。しかしエグゼクティブクラスになるとその方法より良い方法があります。それは今までビジネスやコミュニケーションで培ってきたプロフェッショナルのネットワークを駆使するのです。

このネットワークを使用することによって、解雇後でもより良い職やポジションを獲得することができることでしょう。なぜならゼロから職歴を登録するのと、旧知で自分の来歴を知ってくれている関係性ではどちらが有利に働くかは明確だからです。

 

<自分の経験を信じる>
94%の半年以内に職を得た人は同じ業界内で再就職を果たすことがわかっています。これは即戦力としてエグゼクティブの働きが要請されるからです。したがって早い段階で2、3の業界を経験しておくことは非常に重要であるということができます。なぜなら選択肢を増やすことができるチャンスになるからです。

 

これらの調査からわかったことは、「失敗」を恐る事ではありません。むしろ「失敗」はポジティブな方向に導いてくれます。むしろ心配しなければいけないことは、「失敗」を恐れて自分のキャリアを小さくまとめてしまうことなのです。

ありがとうございました。

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