460、「裸の王様」は自分のエゴに気付いていない

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

常に自分がどのように見られているのかを客観的に把握しておかなければいけません。若いうちはそこまで必要ないかもしれませんが、年齢を重ね職位が上がっていく中では、この客観性をいかに保ち続けるかが重要になってきます。

なぜ客観性が必要なのでしょうか?それは人は簡単にエゴに飲み込まれていってしまうからです。あなたはエゴに飲み込まれて、「裸の王様」になっていませんか?

それでは見ていきましょう!!

<Sponsored Link>


 

【「裸の王様」は自分のエゴに気付いていない】

 

CEOになって初めての出勤、あなたは直通のエレベータに乗り、ビルの最上階に向かいます。専用のエレベーターが用意されているため、途中で誰にも邪魔されず快適です。重要な話は幹部が届けてくれるため、意思決定にも集中できる環境です。あなたはCEOになってある一種の高揚感を覚えています。これまでみることのできなかった景色をみることができているのですから。

しかし数週間、彼は違和感を覚えます。それはある特定の社員としか顔を合わせなくなったことです。特定の人と決められた話をするだけが一日の中での社員間でのコミュニケーションとなっていたのです。これに違和感と危機感を覚えずにはいられません。彼は初めの数週間はCEOとしてのある種のエゴを感じていたのです。

彼はすぐに自分のデスクを社員と同じフロアに移しました。なぜなら社員とのコミュニケーションを無くした代表は世間とずれていくことに気づいたからです。社員と普段からコミュニケーションをとっていなければ、彼らが何を考えているかを把握することはできません。彼はCEOが陥りやすい罠にハマる前にその状況から抜け出すことができたのです。

 

CEOが陥りやすい罠とはなんでしょうか?それはエゴです。一般的に人は職位が上がるにつれて、自分を他人と比べて優位に感じるようになります。そしてそれが上に上がっていくにつれて、自分が一番であるという錯覚に陥ってしまうのです。そしてそれは周囲は敏感に感じ取ります。気をつけていないとCEOは簡単に「裸の王様」になるのです。

それを気づくためには自分で気をつけていくしかありません。なぜならくらいが上がるにつれて、あなたを注意してくれる人はいなくなってくるからです。そのためにも常に自分が客観的に自分が見られているかを気にしておく必要があります。エゴに乗り込まれてしまってはいけないのです。

ありがとうございました。

<Sponsored Link>


Follow me!