490、フレックス・リモートワーカーが陥るバーンアウトと孤独
こんにちは、くらもとたいしです。
フレックス・リモートワーカーとして働いたことがある人は経験があると思いますが、圧倒的な自由がある一方で、そこにはワークバランスの難しさと、孤独の戦いがあるということです。
もちろんそれをさし引いてもメリットがあることなので、この働き方をより推奨するためには何がどのように考えなければいけないでしょうか?
それではみていきましょう!!
<Sponsored Link>
【フレックス・リモートワーカーが陥るバーンアウトと孤独】
ジェフの平日は娘の保育園への送迎から始まります。彼は娘に別れのキスをしたあと、自宅に戻ります。そう彼はフレックス・リモートワーカーとして働いているのです。
昔はこのような働き方は考えられませんでした。仕事とはオフィスにいって行うものであり、決められた時間で労働することが常識だったからです。しかし現在ではどうでしょうか?18,000人のインターナショナル会社を調査したところ、約70%がリモートワーカーとして働いたことがあり、53%の人が週に一度はオフィスから離れて働いていると答えます。
このように私たちの働き方はここ数年で大きく変化してきました。これは働きながら子育てをする世代にとっては大きなベネフィットになります。また通勤時間の節約をすることが可能になりますし、ファイナンスの面でも節約することができます。例えば通勤に使用するガス代やランチ代を節約することができます。
2018年のFuture Workforce Reportでは63%のアメリカ人労働者がフレックス・リモートワークを要求していますし、コンサルティング会社であるPwCでは、82%の人がすでにフレキシブルな働き方を実践し、”ALL ROLES FLEX”という全ての働きにフレックスのシステムを採用している会社も少なくありません。
このようにこれまではフレックス・リモートワーカーのメリットをお伝えしてきました。しかしもちろんマイナスな面も存在します。特にここでは生産性に大きく関係する2つの問題、バーンアウト・孤独についてみていきましょう。
<バーンアウト>
一つ目のリスクはバーンアウトです。なぜ?と思われる人もいるかもしれませんが、すでにフレックス・リモートワーカーとして働いたことがある人は経験があるかもしれません。一般的に職場で働いている方が時間的、精神的な圧力が高いと思われているかと思います。しかし実はフレックス・リモートワーカーの方がこの圧力が大きいことがわかっています。
なぜでしょうか?理由は監視を自分自身の管理で行わなければいけないからです。フレックス・リモートワーカーで働いているからこそ、自分の成果はしっかり出さなければいけません。そのために仕事に従事する時間が長くなったり、プレッシャーを過度にかけてしまうことを気をつけなければいけません。
<孤独>
二つ目が孤独です。これはご存知の通りフレックス・リモートワーカーは毎日オフィスに通勤する人に比べて人と会う機会は少なくなります。したがって孤独になりやすいのです。
そこで積極的に自分自身もそして上司もコンタクトを図っていくことが必要です。物理的に難しければスカイプなどの音声だけでなく、映像を確認できるツールを利用してコミュニケーションを測ることも大切です。
また可能であれば週に一度オフィスに通勤する日を設定することも有効です。週に一度オフィスを訪れる人はそうでない人と比べて幸福度が高いことがわかっています。種に一度は誰かと顔を合わせて仕事をすることも有効だということですね。
これからますますフレックス・リモートワーカーは主流になっていくと考えられます。上記でみていったメリットをデメリットで殺してしまわないためにも、今一度この課題に向き合っていかなくてはいけません。
ありがとうございました。
<Sponsored Link>