507、チーム内で起業家精神を養うために会社ができることとは?

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

会社内で新たな事業を起こし、成功させることは簡単ではありません。リクルートは社内ベンチャーから数多くのビジネスを成功させていますが、彼らには「徹底的な当事者意識」という文化が根付いていて、その力が起業へと導いていると言います。

話は変わりますが当記事の最後に、ベストセラーとなった『サピエンス』の著者ユーバル氏の発言が出てきます。『サピエンス全史』『ホモデウス』は今の私たちに必要な問いかけをしてくれる名著です。ぜひこの年末年始に読んでみてはいかがでしょうか?

それでは見ていきましょう!!

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『サピエンス全史(上)』

『ホモデウス(上)』

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【チーム内で起業家精神を養うために会社ができることとは?】

 

新しいことを始めることは、チームがイノベーションを起こす最大の同期となります。この理屈は多くのマネージャー陣が理解しながらも実際にはチームにまで落とし込むことができていないものです。

しかし今の時代どこの会社もイノベーションを必要とし、そこにお金を投資しています。では社員が起業家精神を持って会社で新しいことを始める場合、会社はどのような働きかけが必要なのでしょうか?

 

<失敗を推奨する環境を整える>
新しいことを始めることは、同時に失敗の危険性を孕んでいます。しかし会社は事業が成功するのと同じくらいに、失敗に対する挑戦も評価されなければいけません。

実際MITのデジタルイニシアティブやCap GeminiのCEOなどもこの重要性を指摘しています。またUberも社員全員がより良いく、より差別化でき、より早くなどビジネスの向上を考えるように促しています。

 

 

<マクロマネジメントの視点で考えさせる>
マネージャー陣がマクロの視点、一般社員はミクロの視点で仕事を行う。この考えでは現状をうまく回していくことは可能でしょうが、それ以上の成長を望むことは難しいでしょう。フロントラインに近い一般社員こそマクロの視点が必要なのです。「自分がリーダーだったらどのような行動をとるか?」といったことを常に考えておかなければいけません。

Ciscoでは最小単位のチームを編成し、一つ一つがスタートアップであるような動きができるチームを編成しています。すると一人一人の責任が大きくなるため自然と起業家精神を持ちながらビジネスを考えることができるようになってくるのです。

 

<外からの刺激を吸収できるようにする>
会社にこもり毎日同じ人とばかりコミュニケーションをとっていては思考が狭くなってきます。ましなのは外に出て人と会うことですが、仮に同じ業界の人とあっていては知識は増えるかもしれませんが視点は広がりにくいでしょう。できれば人と会うときはなるべく自分とは遠い存在の人と会うことが良いでしょう。今までの自分のインサイトとは違った角度からのインサイトを得ることができるはずです。

ベストセラーになった『サピエンス全史』の著者ユーバル氏も、「答えが存在するもの知識として増やすことが正解なのではなく、答えをチームと探す過程が重要であり、人類が発達させるべき能力なのである。」と答えています。

ありがとうございました。

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