535、「私は」を主語として使いすぎることの危険性

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

みなさんの一番新しい送信済みメールを見てみてください。その本文に「私は」が主語になっていませんか?言葉は様々な意味を持ちます。主語を「私」から他に切り替えるだけで、言葉は様々な可能性を見せてくれるのです。

それでは見ていきましょう!!

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【「私は」を主語として使いすぎることの危険性】

 

よく見るビジネスシーンの一つとして、「私は」を主語として使うことを勧められているケースがあります。確かにこれは間違いではありません。例えば、「私は君(部下)が2度も精算の期限をオーバーしていることにがっかりしている。」は、あなたが具体的な相手に対してどのような感情であるかを伝えるために有効な方法です。

しかし殆どの場合において「私は」を主語にすることは避けたほうが良いことがわかっています。なぜでしょうか?その2つの理由を見ていきましょう。

 

<感情的に伝わる>
異論がある人はいないと思いますが、主語が一人称になることで三人称のときと比べて、前者が主観的、後者が客観的になることは間違いありません。そしてビジネスにおいてあまり感情を表に出す事は良いとされません。特に対象が人ではなく、数字やモノの場合は主観的な意味合いに取られるものは避けなければいけません。

 

<利己的に伝わる>
例えば、全ての主語に「私は」とつく人がいるとしましょう。あなたはその人をどのようにジャッジしますか?おそらく多くの人が、その人は利己的な人間であると判断するはずです。なぜなら一人称は自己主張を強調する際に特に用いられる方法だからです。

ありがとうございました。

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