544、軍事産業から得るこビジネスマネジメントのヒント

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

今のテクノロジーの進化の裏には各国の軍事競争が隠れていることを忘れてはいけません。確かに20世紀半ばまで軍事産業が産業のトップを走り続けてきました。つまり彼らの考え方はビジネスにも応用できるはずです。

それでは見ていきましょう!!

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【軍事産業から得るこビジネスマネジメントのヒント】

 

すべてのビジネスリーダーにとって戦略的なミスは避けたいところだと思います。しかし現在の複雑に絡み合った世界では、確実に正解の戦略を事前に導き出すことはできません。結果的に正解であっても、それは結果的に正解であったわけで、事前にそれが正解であったとは言えないからです。

では正解が見えない中で、その中で最も正解に近づけることはできないのでしょうか?その答えを軍事戦略から見出すことができることがわかりました。

軍事産業ほど不確実なシチュエーションが多く、その中で最善策を打っていかなければいけないケースはないからです。それでは実際に彼らはどのようなことを戦略的に考えながら正解に近づけているのでしょうか?

 

<現状のファクトを積み上げる>
まず大事なことは正しい情報を積み重ねていくことです。今なにが起きているのかを正確に把握することが必要です。現状を把握できていなければ、例えばXが起こると仮定していたときに、仮にYやZが起こったとき、対応ができなくなるからです。

ビジネスにおいて重要なことは正しい情報を集めることと、それを使用し複数の仮説を立てることです。複数のいわゆるセーフティネットを設けていることで、何がきても対応できる状態を作ることができるのです。

 

<外の動きを把握する>
もちろん様々なファクトを揃えても、相手も動いています。つまり予期せぬ事態を相手が準備している可能性があるのです。そのためにも相手を知ることをおろそかにしてはいけません。

相手の現状を把握することで、彼らの次の行動を予測するのです。またこの予測は自分たちの戦略にも新しいインサイトを与えてくれる可能性もあります。現状が違えば、次に起こす戦略も変わってくるため、それが今自分たちが考えている戦略に活きてくるかもしれないのです。

 

<多様な人材を起用する>
意外かもしれませんが軍事産業は様々なスペシャリストの集合体でもあります。この効果は多様性から様々な考え方が生まれてくるからです。これはビジネスにも共通です。同じ戦略を考えるにも、同じ土壌で育った人たちの集合体では、その思考は似通ってきてしまいます。

これでは競合との差別化をつけることは簡単ではありません。これらをまとめるためには強烈なリーダーシップが求められますが、戦略を作っていく中で多様性は非常に重要な要素の一つとなるのです。

ありがとうございました。

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