549、世界はありえないスピードでイノベーションを求めている

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

スマホの登場からイノベーションが加速度的に進んできました。昨日リリースされたイノベーティブなモノが明日には時代遅れになるという表現は起こり得る世界になってきています。いま私達には何が求められているのでしょうか?

それでは見ていきましょう!!

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【世界はありえないスピードでイノベーションを求めている】

 

私はマッキンゼーが提唱する、3ホライズンモデルのファンです。(詳細はこちら)2000年にこのモデルが提唱されてから、HBRを始めほとんどのビジネス関連書は何回も何回も取り上げてきました。

このモデルはシニアマネジメント層に対する経営の考え方で、端的に言うと、既存のビジネスの促進と同時に新しいビジネスの開発を同時に進行し、会社を成長させていく考え方です。

少し詳しく見てみましょう。

ホライズン1:既存のビジネスやコアビジネスを短期の視点で促進していくこと

ホライズン2:新しいカスタマーや市場開拓のために、既存の成長分野に中期的に投資をしていくこと

ホライズン3:長期的な視点で会社のビジネスを発展させるクリエイティブなモデルを開発すること

とされています。

 

ちなみにこれはモデルが提唱された20世紀の話です。20世紀ではイノベーションはホライズン3は長期的な視点と考えられていました。しかし21世紀の現在ホライズン3もホライズン1と同じスピードが求められるようになったのです。

そのためには何が必要となってくるのでうか?例から考えてみましょう。例えばUberです。Uberは私たちの生活を大きく変えてくれました。しかしどこに目新しさがあったでしょうか?配車予約を行うために必要なアプリというシステムはスマホ普及と同時にできていました。

また実際の配車モデルはそれよりも以前にすでに存在していました。つまりどちらも目新しいモノではなかったものが、組み合わせ方次第で大きなイノベーションを起こすこととなったのです。(Uber、Lyft、Craiglist、Space X、Teslaなどはホライズン3を短期間で実現させたモデルということができます)

 

これらの商品やサービスにはまだ特徴があります。完成品としてリリースされるのではなく、プロトタイプをリリースしてユーザーサティスファクションを意識しながら改善していった点です。

今までの考え方ではショやサービスは完成品を提供するという概念がありましたが、新しいホライズン3はこの概念すら壊したかもしれません。今までに見たことのないものを最速で提供し、都度改善を行っていくという考え方です。

これらをみるとスタートアップが強い理由がわかります。モンスターカンパニーとなってはこのような動きはかんたんではないからです。しかし例外もいます。GoogleやAmazonなどのGAFAと呼ばれている会社です。(ここにmicrosoftも含まれはめています)このルールすら壊しています。彼らはモンスターカンパニーでありながらもイノベーションの感覚を忘れていません。

マッキンゼーが提唱しているこのモデル。どこまで進化していくのでしょうか?

ありがとうございました。

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