561、職場で働く妊婦さんへの、正しい・間違った対応とは?

 

みなさん、こんにちは。 くらもとたいし です。

 

職場に妊婦さんはいますか?私は男なので妊婦さんへの心境などあらゆることを完全に理解することはできません。しかしマネージャーになるとそのようなケースに直面することもあるかと思います。そんな場合、会社は何をすることができるのでしょうか?

それでは見ていきましょう。

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【職場で働く妊婦さんへの、正しい・間違った対応とは?】

 

2015年の調査によると、妊婦が仕事を続ける期間が長くなっていることがわかっています。1960年代後半では40%、2008年で60%、そして2015年になると80%を超える人が臨月の1月前まで仕事をしているということです。

現在女性の労働者が全体の半分になろうとしている中で、未だに妊婦に関しては厳しい状況下にいるのです。妊娠している女性を能力が低いなどとみなされたり、妊娠していない人たちを苛立たせるなどの汚名も着せられるようにです。

全体でみると妊婦には昇進の見送りや強制の移動、ついには解雇にまで及ぶケースも依然として残っているのです。そして妊婦には子供が生まれてからもこの状況が続くことがあります。

 

では会社ができることは何でしょうか?フィールド調査と妊婦への調査の2つの方向性を導きました。しかし私たちがしっかり理解しておかないと、このサポートですら彼女たちのキャリアの方向性や決定に影響を及ぼしてしまうのです。

多くの妊婦への調査を行った結果驚くことが判明しました。それは我々がサポートを行えば行うほど、彼女たちは子供が生後9ヶ月になった頃に仕事を辞めてしまう傾向にあったのです。またサポートでポジティブなフィードバックをすればするほど、彼女たちは自分が仕事を出来なくなっていることへのネガティブな思考に陥ってしまうのです。

 

なぜ妊婦はネガティブな思考に陥りがちなのでしょうか?それはその時期彼女たちは自尊心の脅威にさらされていることがわかりました。彼女たちは妊娠により100%の自分を発揮できないことへの心配がネガティブな思考につながっているのです。

したがって彼女たちはサポートを受ければ受けるほど、自分が100%能力を発揮できないことを知らされていると感じてしまうのです。またこれが仕事から復帰した彼女の中に残り、彼女たちのその後のキャリアパスに大きな影響を与えてしまうのです。

彼女たちに必要なことは会社側は無理に過剰なサポートを意識せず仕事を任せることが大切であり、妊婦側にとっては自分が妊娠中や育児中には100%のパフォーマンスが出せないことを自分で理解することが非常に大切なのです。

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