574、ゴールを達成できていない部下とどう向き合っていけばよいのか?

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

あなたがマネージャーであれば優秀な部下を育てていくのと同時に、成績の悪い部下をゴールにミートさせなければいけません。あなたはそんな社員に頭を抱えているはずです。

それでは見ていきましょう!!

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【ゴールを達成できていない部下とどう向き合っていけばよいのか?】

 

アーロン氏は私のクライアントの社員で、最近、マネージャーに昇進しました。就任から少し立って様子を尋ねてみると、彼は相当焦っている様子でした。

その理由を聞いてみると、彼の部下であるジョシュ氏がパフォーマンスが低いことから、自分のゴールを達成できていないというのです。

またジョシュ氏も今までの上司は彼を半ば放置していて、必要以上のコミュニケーションをとっていなかったというのです。しかしアーロンはジョシュが社内で危ない位置にいることはわかっているので、どのように彼とコミュニケーションをとってよいかをもがいているのです。

 

そこで私は、アーロンにこのように助言しました。「ジョシュにあなたからアンダーパフォーマーであることを伝えるのではなく、ジョシュ自身に自分の仕事の成果を一緒に振り返っていきましょう。」

それを聞いてアーロンは少し安心した気持ちになりました。それではアーロンがどのようにしてジョシュと話していけばよいか、確認していきましょう。

 

<面談をする>
前に面談のゴールがないまま面談を始めてはいけません。まずはアーロンがジョシュに対してどのように考えているのか、そしてどのような方向に進んでいってほしいのかを想定しておかなくてはいけません。

ある程度絵を描いておくことで、ジョシュと考えを聞きながら、調整していくことが可能になります。

 

<目標と現状の確認をお互いに合意する>
話の中でお互いが何をしなければいけないかを、明確に設定していきます。またその際ジョシュに今彼のパフォーマンスがゴールよりどれだけビハインドしているかを明確に知らせておく必要があります。

それを理解した上で、今後どのような行動をとっていかなければいけないか、そしてゴールに達成できていないようであれば早めにアーロンに相談するといった連絡のルールを設定していきます。

 

<部下の達成したいこととゴールをコネクトする>
社員が最もモチベーションを高めるのは、自分が達成したいことと、会社からの目標が一致していることです。

もちろんすべてを一致させることは不可能ですが、社員が何を大切にしているかを知り、そこのゴール設定を共に行うことは可能です。何を求めているのか、そこに会社はどのようにミートできるのか?そこを一緒に考えることで、パフォーマンスを高めるのです。

ありがとうございました。

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