585、仲の良い友人が明日から突然自分の上司になったら

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

友人が明日から上司になる。このような状況はどの会社でも起こるケースです。今まで一緒に仕事をしてきた友人が突然上司に変わるとき、部下として、そして上司としてどのような考え方や関係性が求められるのでしょうか?

それでは見ていきましょう!!

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【仲の良い友人が明日から突然自分の上司になったら】

 

職場で友人とともに働く有用性は、生産性やコミュニケーションの観点からも明らかになっています。一方でこのように効果があると思われていた友人関係がネガティブにはたらくことがあることも分かっています。

そのネガティブとは、今まで対等だった関係が上司と部下になる時です。ここではラタとアンドレスに登場してもらいます。彼らは学生時代からの友人で、共に同じ会社に入り二人で仕事をおこなってきました。

彼らはサポートやコーチングをお互いにおこないながら成果をあげてきました。ある時二人は上司に呼ばれ、どちらか二人が昇進することを告げられます。どちらも昇進して給料が上がることは、かれらのプライベートを鑑みても望ましいことでした。

 

しかし同時にこの二人の関係性が失われてしまうのではないかといった不安も同時に襲ってきたのです。話し合いの結果ラタが昇進することに決まりました。アンドレスはラタの昇進を喜びながらも、同時に失望していました。

これからどう振る舞えばよいかが釈然としていなかったのです。この状況をどう考えればよいでしょうか?単に勝ち負けの問題ではないのです。

 

<感情のバランスと見解を大切にする>
直近のことを考えると昇進したほうが成功に思えます。それは今森の中で木を見ている状態です。この状況は一つの物語であって、全体の物語は他にも進んでいるのです。

つまり今回はラタが昇進しましたが、全体を俯瞰するとアンドレスはほかの成功の道を歩くようになるかもしれません。そしてその成功の道をラタは喜んで探してくれるでしょう。一時的な感情に流されずに、全体の見解をもつことがこの状況では大切なのです。

 

<自分に自信を持つ>
先ほどと考え方は同じですが、その昇進だけが成功ではありません。他の昇進の方がより条件が良いかもしれないし、昇進しないほうが自分のキャリアにとっては良くなる可能性もあります。

今回昇進できなかったからと言って、自信をなくす必要はないのです。ここで恐れなければいけないことは一人になることです。一人で考えるとドツボにはまり、思考がネガティブになります。そんな時こそ今までは友人として頑張ってきたラタと話すべきなのです。

 

<コミュニケーションとプランを共有する>
友人の強みは自分を隠さずに共有できることです。それはじょうしぶかの関係であってもかわりはありません。自分は今どのような心境で、どのようにしていきたいかを二人で共有し合いましょう。

この共有が大切で、今まですべてを共有してきた二人が突然、普通の上司部下の関係性になると確実にいままでの関係性は崩壊します。大切なことはお互いを理解し合い、今までと変わらず協力していくことです。

ありがとうございました。

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