618、なぜ私たちは自動運転を信用できないのか?

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

あなたは日常的に自動運転車を使用したいですか?今さまざまなメーカーが自動運転普及に向けて動いており、また2020年の東京オリンピックまでに一部の区域を自動運転かさせる流れになってきています。

しかしそんな中で自動運転での事故は残念ながら0ではありません。その数字を問題ととるか?それとも大した問題でないと判断するかは、今後の普及に大きく影響してくると思います。

それでは見ていきましょう。

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【なぜ私たちは自動運転を信用できないのか?】

 

2016年5月7日、Tesla model Sの自動運転テストに乗っていたドライバーが死亡事故にあいました。事件の原因は対向車線を走っていた白のトラクターと中央線がフロリダの太陽光により境を見失ったことによる事故とされています。

 

アメリカでは年間30000人が交通事故で亡くなっており、その中でヒューマンエラーの割合は90%とされています。したがって自動運転が採用されることで交通事故は減少すると考えられアメリカで150万人、全世界で考えると無効50年間で5000万人近くが助かることになります。

しかし2016年のアメリカでの調査によると、まだ75%の人が自動運転に対する心構えができていないと言います。

 

車を自分で運転するということは非常に危険な行為であると認識しています。そして今車はアルゴリズム化(データや経験から非常に高度なバージョンにまで成長を遂げている)され自動運転に活かされています。

実際私たちは生活の様々なところでアルゴリズム化を体験している。例えばNetflixやamazonなどにあなたのオススメ商品が掲載されるが、あれはすべてあなたの趣味嗜好を反映させています。

つまりアルゴリズム化されているのです。また飛行機などは自動運転をおこなっているのにたいして、なぜ車の自動運転に人は懸念をもっているのでしょうか?

 

私たちは選択的にアルゴリズムを信頼している。

 

人は別にアルゴリズム化されることを嫌っているわけではありません。なぜなら私たちはamazonで商品を買った時、「Xを購入したお客様はYもお買い求めになられます」というメッセージを信用し、Yまで購入するケースもあるからです。

調査によると、アルゴリズムのシステムを導入した比較と、意図的に商品のレコを行わなかった比較では、前者は25%ほかの商品のページを参照し、35%の割合で購入の割合が高まった調査結果が出ています。そして一般消費財のアルゴリズムより、娯楽に近い商品の購入割合が高かったことも分かっています。

 

しかしやはりアルゴリズムが日常に浸透しているとはいえ、自動運転と結びつけるのは異なっていると考えられています。その大きな違いとしては最終ジャッジは自分でできるかどうかです。

データだけでジャッジすると自動運転の事故率とヒューマンエラーの事故率は比較するほどでもありませんが、いくら技術が進歩しても事故が100%おこらないと保障されない限り、自動運転に自分の身を完全に預けることは難しいようです。

つまり自分では起こしがちな失敗をアルゴリズム化されたモノが一回でもミスをすることは許されないのです。もっともアーリーファシリテーターのような人たちはいち早く技術の進歩を受け入れようとしています。

私たちはどちらに進んで聞くことが正しいのでしょうか?回答はないかもしれませんが、全体的な交通の死亡事故削減に取り組むならば、人間のジャッジは排した、AIやアルゴリズム化されたモノを信用しなくてはいけない世の中になっています。

ありがとうございました。

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