619、今までとは違ったネットワークを構築することのススメ
こんにちは、くらもとたいしです。
キングコングの西野 亮廣さんは自分が今までしたことのないチャレンジを行うために、さまざまな人の力を借りて成功してきたそうです。その協力者の中にはお笑い芸人とは結びつかないような渋谷区長や伊藤忠という日本を代表する会社、ホームレスなどさまざまなネットワークを持たれています。
そのネットワークが彼のアイデアと結びつき面白いネタを提供できているのであると昨日知り、大変興味をもちました。井の中の蛙 大海を知らずにはなってはいけないことを思い知らされます。
それでは見ていきましょう。
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【今までとは違ったネットワークを構築することのススメ】
多くのプロフェッショナルはビジネススクールの仲間や今もしくは過去の同僚とネットワークを築いています。おそらくプロフェッショナルの人はそのつながりが非常に多いことでしょう。
しかしその範囲が同じ業界であることが少なくありません。実は同じ業界で固まることは居心地良く感じると思いますが、このような近視眼の考え方はリスクをはらんでいるかもしれません。
まずネットワークが狭いことに対する問題点としては選択肢が非常に狭く限られてしまうことになります。そして狭い環境で過ごしていると、あなたの思考がその中でしか考えることのできない頭になってしまうおそれがあります。
ハーバードの社会学の教授は接着した資本と橋渡しになる資本を持つことが重要と唱えました。つまりいつでも助け合いのできる存在と種類は違うが協力し合える存在という意味です。ネットワークにダイバーシティーを持たせるために必要なことを4つ上げているので見ていきましょう。
<自分の繋がりを再構築する>
まず今の自分のネットワークの棚卸を始めよう。5-10人くらいで誰に時間を使っていますか?次にあなたの周りの50人くらいを考え、その50人が業界内のつながりであるかを見てみましょう。
その内70%以上が業界内であるならばダイバーシティーを意識する必要があります。例えば今は違う道に進んだ昔の仲間と連絡をとり新たなネットワークを作り出してもよいかもしれません。
<スケジュールに新たなネットワークを設定する>
ある人は週ごとに新たな人と会うことをミッションとしていました。例えば毎週朝食を違った人ととるなどです。近視眼で考えると新たなネットワークを作ることは今の仕事をこなすうえで際重要ではないかもしれませんが、この働きがのちに大きな財産となることでしょう。
<紹介をもらう>
新しく出会った人から紹介を受けることも有効でしょう。このように新たにネットワークが広がることで思いがけないつながりができるかもしれません。
<短期のリターンを期待しない>
もちろんダイバーシティーのあるネットワークがすぐに活躍するとは限りません。これはいずれ大きなつながりが生まれるかもしれない、という見方でいなければいけません。
ダイバーシティーのあるネットワークを築くことは、単に相手から何かしらのリターンを期待することではありません。もちろん違ったネットワークの人とつながることで何か新しいビジネスが生まれることはあります。
しかしもっとも大きな理由としては、自分がさまざまな考えに触れることができることで、狭い環境から脱し、新たなインサイトを受けることができるところにあります。コンフォートゾーンから飛び出してみませんか?
ありがとうございました。
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