639、なぜ多様性の高いチームは強いチームになるのか?

 

こんにちは。くらもとたいしです。

 

多様性・ダイバーシティーと言った言葉は日本でもずいぶん定着したかのように思います。しかし実際はどうでしょうか?島国である日本はこの多様化にひどく弱腰であると感じています。

しかし今後ますますのグローバル社会に突入する中で、早めにこのバイアスをクリアしておかなければ、世界の潮流に乗り遅れてしまうことは確実でしょう。

それでは見ていきましょう!!

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【なぜ多様性の高いチームは強いチームになるのか?】

 

職場の多様性は単なるスローガンとして掲げるわけではなく、それは良いビジネスの選択です。なぜなら2015年McKinseyが366社を調査したレポートによると、35%の会社が文化や人種の多様性によりファイナンシャルリターンを受けました。

また性別による多様化でも15%のリターンを受けています。世界中の2400社を超える調査で、女性を入れるか入れないかだけで会社の成績に違いが生じています。(もちろん女性を入れたほうが入れなかった時より成績は上がっています)

これ以外の調査にも多様性のあるチームのほうがうまくいくことが証明されています。実際人種・性別・文化の境なく組まれたチームの成績は良いとされているのです。ではなぜ多様性のあるチームは良い成績を残すのでしょうか?

 

<ファクトにフォーカスする>
多様性のある環境で育った人たちは、グループシンキングなどソーシャルマジョリティーの中で育ってきました。例えば無作為に200人集まられた調査を例に出します。そこには6人、白人が4名・黒人が2名という構成です。そのような状況で事件が起こりました。

すると多くの人が黒人に罪があると認めました。しかし多様性のあるチームではファクトベースで議論が進められました。多様性のある人たちはいわゆる偏見から一歩離れた場所から、つまり事実を元にしっかりと問題を解決する視点を持っているのです。

 

<注意深くファクトのプロセスを集める>
優れた多様性のあるチームは持ってこられた情報を鵜呑みにするのではなく、違和感があればしっかりと考え直すことができます。例えば4人のグループがあるとします。その中の3人は昔からの知人。そしてもう一人は最近加わった、いわゆる新参者です。

あるときその中で殺人事件が起こりました。すると容疑者を新参者に疑いの目を向けました。いわゆる中の良いものたちが犯罪を犯すわけはなく、新参者が誰かが気に入らず殺人を起こすであろうというバイアスにかかっているのです。しかし新参者はそれに飲み込まれるのではなく、しっかりと情報を整理し自分が殺人者ではないことを証明します。

 

<イノベーティブを意識させる>
今企業に求められているものはイノベーションです。そのイノベーションを起こしたければ積極的に女性やバックグラウンドの違った人たちを採用することをお勧めします。

7615社の調査で、多様性の高い企業とそうではない企業を調査したところ、新たな製品やサービスで企業パフォーマンスを上げた割合が高いことが判明しました。

 

もちろん多様性が高くなると自身のコンフォートは下がる可能性があります。しかしそれは一種の慣れであり、そこに安住していてはいけません。今後ますますグローバル化が進み、国境の境が薄れる時、多様性から逃れていては一気に時代から話されていくでしょう。

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