642、データが少ない状況で、より良い決定を下すためにはDIET?

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

ビックデータの活躍により、私たちの選択の幅が非常に広がったと多くの人は恩恵を受けていると思います。しかし一方でデータがありすぎるがあまり、データにのまれて意思決定がしにくくなっている状況になってきているのも事実です。

データは活用ツールであって、データ自体が正解ではありません。やはり私たちが必要なことはどんなビジネスにおいても最重要ですが、目的をはっきりさせることです。

それでは見ていきましょう!!

<Sponsored Link>


 

【データが少ない状況で、より良い決定を下すためにはDIET?】

 

金融機関で重役を務めているMariaは自分の3時間を奪うOutlookの招待を見つめていました。難しい問題に直面すると、私の上司の口癖は「もっとデータを集めなさい」で、私は上司の分析に干渉をしていました。

しかしさまざまなデータが重なってくると、我々のチームも分析マヒを起こしていることは明らかでした。したがってどのような会議、ブレインストーミング、ワークショップをおこなっても同じ結論にたどりついてしまうのです。

 

このような状況が他の会社でもそうなのかと83のエグゼクティブに、どれくらい分析に対して無駄な金額を消費していると思いますか?と質問したところ、毎日7,731ドルだと答えました。つまり年間で2,822,117ドルも浪費していることになるのです。

もちろんデータは活用できるものではあります。しかし多くの場合それらのデータは価値あるものではなく、大量のゴミの中から価値のあるデータを探し出さなくてはいけない状況にあるのです。

 

そのような情報のゴミが集まった状況で我々は意思決定をしなければいけないのですが、我々は4つのステップ「DIET」を考え、データを知識・知恵に変える方法を紹介します。

 

<Step 1: Define>
チームや個人で問題にぶち当たった時、彼らは可能性のあるソリューションに飛びつこうとします。しかし私たちはそこで問題解決でいそうな解決方法に行くだけで、問題の本質から逃れようとする傾向にあります。

したがって我々が最も初めに行うことは問題のマインドセットを定めることです。問題を見直し、または別のアングルからアプローチします。なにが問題なのか?何をすべきなのか?をしっかりと理解したうえでデータを活用しなければいけません。

 

<Step 2: Integrate>
一度定義が終わったら、どのようなデータが必要なのかをまとめることです。Step1を終えたことで、自分たちの方向性が明確になります。したがって次はゴミのようにあるデータから自分たちが必要なデータを抽出することです。

データはむやみに多く収集するのではなく、質の高いデータを収集することが先決です。そのような必要なデータだけに絞っていくことで洗礼されたデータにかわっていきます。

 

<Step 3: Explore>
次にすべきことはこのデータをチームでディスカッションすることです。私が行うゲームがあるのですが、まとめたデータをチームの中で渡して行って5分間さきにすすめることを考えます。

すると面白い回答を見つけたり、自分の考えを確信に変えたりすることができます。またこのゲームの利点はチームをエンゲージすることができ、課題を共有することができるので、自然と社員のオーナーシップを高めることにもつながります。

 

<Step 4: Test>
最後にチームで批判的思考でデータに穴がないかを探します。自分たちの考えにバイアスがかかっていないかをチェックするのです。データはただ単に多ければよいというわけではなく、戦略に沿ってしっかりと選択・洗礼させなければデータを活用できているとは言えないでしょう。

ありがとうございました。

<Sponsored Link>


Follow me!