662、テキオウ×テキゴウ
こんにちは、くらもとたいしです。
なんだかハンター×ハンターみたいなタイトルになってしまいましたね。個人や組織が変わるうえで必要なことは一歩踏む出す勇気そしてその変化を受け入れる勇気です。
誰もがコンフォートゾーンにいることを望みますが、逆説的ではありますが変わらないためには変わらなければいけません
それでは見ていきましょう!!
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【テキオウ×テキゴウ】
本当の意味で変化したければ、CEOはもっと戦略的に計画を練っていなかなくてはいけません。
変化を成功させるためには、社員も会社どちらとも行動と決定にたいしてどれほどバイアスが生じるかを理解しておかなければいけないのです。
CEOは我々の潜在的な意識が意思決定や行動に大きな影響を与えていることを知る必要があります。その中でも最もよく見られる2つ要素:嫌悪の緩和と適合に関してみていきましょう。
<嫌悪を減らす>
長い間その会社で、達成度の高い個人が集まったマネジメントチームがあるとします。そこのCEOはCEOになって5年のキャリアを有しておりビジネスで非常に高い成果を発揮しウォールストリートがステークホルダーの満足度が高いことを評している会社です。
しかしそのCEOは長期的な視点に立ったとき非常に厳しい評価を自社で抱えています。変わるならば今のタイミングしかないと仮定すると、彼のチームはどのような行動をとるべきでしょうか?
調査によれば人はネガティブなバイアスを持っています。例えば我々は群衆の中で喜んでいる顔より起こっている顔に意識が集中してしまうようになっているのです。
人は勝つか負けるかを判断する場合、2倍負けるほうに意識を持っていかれます。したがって我々は重力に反しているかのように、このネガティブな意識から意識的に反しなければいけません。これが組織のレベルで起きると指数関数的に数が爆増します。
つまりネガティブな方に押されていては変化を起こすことができず、結果的に貨車が苦しむことになっていくのです。
<適合>
よい判断であるにもかかわらず、一部の人は不満を感じるものです。これの典型的な例を紹介しましょう。7人が集められたクラスルームがあるとします。そしてその7人は線の長さについて質問されます。
2つの大きなホワイトボードを見せられ、一つは黒の線一本が書かれているモノです。2つ目は3本のバラバラな長さの線が描かれています。そしてその中の一つは初めに見せた一本の黒の線と同じ長さのモノになります。1、2回目はグループ全員一致で正解を選びました。
しかし3回目になったとき、7人中6人が異なった線を選びます。そのとき残された一人は正解の長さの線を選ぶことができるのでしょうか?それともマジョリティーに流されてしまうのでしょうか?結果35%の確率で人はマジョリティーにを受け入れます。それほどマジョリティーの影響力は大きいということができます。
その例を踏まえるとCEOは組織を変化させるためにどのような効果的な戦略を行わなくてはいけないのでしょうか?
- 新陳代謝を図ることで、変化を許容する環境を作っていくことが大切です。凝り固まった考え方ではダイバーシティーに富んだ視点を生み出すことはできません。
- 人は勝った時より負けた時のほうが得るものは大きいといわれています。意識的に負ける環境で戦うことで逆境に強い組織づくりを整えることも大切です。
- 仕事が詰まっている状態では新し何かを考える時間をとることはできません。何かを生み出すための時間を意識的に作ることが必要です。
- 変化は一人では起こりません。しかし変革者は一人に陥りがちです。したがってCEOはそのような人を確実にサポートし変化を起こすための手助けをしなくてはならないのです。
ありがとうございました。
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