695、戦略的思考を普段の仕事に採用してみる
こんにちは、くらもとたいしです。
戦略的思考、戦略的思考…よくビジネスシーンで使われる言葉ですよね?しかしその言葉をフレームワークに入れてしまったことで、大きなビジョンや計画を描くときに使うためのソフトとして理解していませんか?
であるならばそれは間違いです。戦略的思考とは自分が行動するにおいて最も効果的な選択肢を選ぶことであり、決して特別な能力ではないのですから。
それでは見ていきましょう!!
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【戦略的思考を普段の仕事に採用してみる】
この話はほとんどのエグゼクティブに共通の不満です「我々はタイムマネジメントをかなり意識しているにもかかわらず、なかなか大きな絵を描く時間を確保することができない。」
そこで私はエグゼクティブに「もし一日中自由に使う時間が確保できれば、あなたはどのように時間を使いますか?」と質問します。そしてその返答は、「特にアイデアはない」です。いくらかの人は戦略的というものを何か大きなことを考えるときや、学術書を読むとき、そしてTEDを見るときに使われる能力と考えています。
戦略的というものを正しく理解せずに、戦略的思考を実行できるでしょうか?我々の10年にも及ぶ研究から、67%のエグゼクティブは昔のルールに縛られており、意思決定も縛られていると考えています。したがって戦略的というものを多くの人は思考の機能の一つと考えているのかもしれません。
私が見てきた経験から戦略的思考を実際に実施できているエグゼクティブはうまくいっているところが多い傾向にあります。そこでこれから3つの実践に沿った戦略にフォーカスしたトピックを見ていきましょう。
<自分の仕事に戦略的な要求が何かを明らかにする>
あなたがCEOなら自分の役割に何を求めるかを常に考えましょう。例えばあなたがサプライチェーン担当とします。あなたがCEOから求められる仕事は何でしょうか?
おそらくそれは今までのルールにのっとって仕事を進めていくことではなく、何が最も効果を発揮するかを考え行動を起こすことを求められるでしょう。そう戦略的とは思考停止で物事を進めていくのではなく、どうすれば最も良いかを考えながら行動を起こすことです。
<どこの投資の可能性があるかを見極め集中する>
そして次にどこに投資をすればよいかを明確にすることです。方向性がぶれていては何も得ることができないかもしれません。
ここはあなたもしくはあなたの会社がどこに進んでいくかの明確な方向性を立て、そこに対してしっかり投資をしていくことを行っていかなければいけません。
<全体の戦略を下まで浸透させる事で、企業文化としての戦略的思考を作る>
いくらエグゼクティブが戦略を考えても下に落ちていなければ意味を成しません。戦略はあくまで実行されて初めて効果を発揮するものです。
調査によると14%の人しか会社の戦略を理解しておらず、24%の人が自分の活動と会社の戦略の方向性があっていると思っていませんでした。また戦略的であれば社員のエンゲージをすることの手助けになるかもしれません。人は感情で理解しながらも理性的に正しいと共感しなければ行動に移しにくいといわれているのです。
ありがとうございました。
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