705、実行力とは戦略の問題ではなく、人の問題である

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

マネージャーの方なら一度は経験したことがあると思います。それはいくらビジョンや戦略を掲げても人が動かないという問題です。絵に描いた餅では何の価値も生み出すことができません。

したがって人を動かすことがビジネスを推進していく中で非常に重要となってきます。しかしそれは簡単なことではないことも事実です。本日はビジネスをドライブするうえで必要なことは戦略ではなく、人であることにフォーカスしています。

それでは見ていきましょう!!

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【実行力とは戦略の問題ではなく、人の問題である】

 

出版会社のCEOであるポールは睡眠障害におちいっていました。出版業界はほかの業界に比べても変化が速い業界です。しかし彼は新しいテクノロジーにキャッチアップしたり、よくつくられたビジョンや戦略などをリーダーシップチームで作り上げてきました。

ではそんなポールは何が不安に感じているのでしょうか?それは「人」です。

 

人を動かすことは、よい戦略を考えることより難しいとされています。そしてよい戦略でも人が動かなければ無意味なものになってしまうのです。

例えば人が思い思いの方向に向いていれば力は分散されてしまいます。理想は社員が同じ方向にむいて実行を起こすことです。しかし戦略は知ることと同義ですが、実行は行うになります。つまり知ると行うでは全く違うことを理解しなければいけません。

 

現在多くのことに集中しなければいけないのが会社の現状ですが、本来一つの目標に対して集中しなければいけないのです。これは変化の上げしい出版業界だけに言えることではなく、様々なスタートアップにも当てはまってきます。

それでは社員を同じ方向に向かせ、絵に描いた餅にならないためにはどのようにすればよいのでしょう?

 

<大きな方向性を定義づける
まずはリーダーシップチームで大きな目的を設定し、その方向性を作らなければいけません。

その方向性の正解の基準は、会社の目的やプライオリティーに基づいているか?戦略にたいする実行案があるか?またその方向性にはストレッチが設けられているか?そしてワクワクしているかが基準となります。

 

<影響力のある人を明らかにする>
そしてその方向性が決まったら、影響力の持つキーマンを探さなければいけません。これは非常に重要です。影響力のある人がリードしている姿を見せることで、実行力は高まることが分かっています。

また彼らには大きなネットワークを持っていることも期待されます。なぜなら同じファンクション内での影響力だけでなく、違うファンクションにまで相互作用しなければ意味をなさないからです。

 

<なににフォーカスさせるかを決定する>
そしてキーマンが決まったら、何に最も集中するかを決めなければいけません。そのときなるべきシンプルにすることを心掛けなければいけません。人はすることがシンプルであればあるほど、実行力が高まるとされているからです。

 

<コーチングを行いよりフォーカスさせる>
コーチングセッションを行うことも大切です。人は何回も繰り返さなければ忘れてしまう生き物です。

したがってマネージャーは社員に対して30分でも構いません、コーチングを実施するべきなのです。定期的にコーチングを行うことで、社員が進むべき道を調整していく作業が求められます。

 

<データを集めシェアする>
その際に得ることのできたデータのシェア&リアプライは非常に重要です。我々は縦のつながりは意識していても横のつながりをあまり意識してきませんでした。

したがって横によるコラボレーションが生まれにくい環境にあったのです。ともにデータを共有することで強い組織つくりを行っていくことができます。

ありがとうございました。

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