726、すばらしいチームはスキルだけにフォーカスするのではなく、パーソナリティに優れている
こんにちは、くらもとたいしです。
今日本でもビジネスの雇用の形態が変わりつつあります。ポテンシャル採用からジョブ型採用、つまりスキルで持って採用をおこなっていくことです。これはアメリカなどでは通常に行われている採用方法です。
しかし本日の記事はその反対を言っています。もちろんスキルがいらないわけではありません。しかしチームで働く上で、スキル以上にフォーカスしなければいけないものがあります。パーソナリティーです。
それでは見ていきましょう!!
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【すばらしいチームはスキルだけにフォーカスするのではなく、パーソナリティに優れている】
2016年の初め、Googleがパーフェクトなチームの条件を発表しました。100以上にも及ぶインタビューやデータを解析した結果、感情指数(EQ)と高度なコミュニケーションが取れているチームがパーフェクトになるための条件であるとのことです。
しかしそもそもGoogleに集まるメンバーはGooglinessといった非常に狭き採用試験を突破した、パーソナルな部分も科学的なデータもそろった非常に優秀な人が集まっています。したがって私たち外部の人間は、その個人のパフォーマンスがチームのパフォーマンスに影響が強いのではないかと考えいます。
その中でも役割と関連性、自分の価値が大きく影響していくことでしょう。大切なことはスキルが高いことではなくパーソナルな部分が高いかどうかです。
心理的な要因が一緒に働きたいかどうかにかかわってくるからです。スキルや経験だけで判断してしまうのであれば、ドナルドトランプはバーニーサンダースを彼の党に招待したかもしれません。
例えば113もの工場チームを研究した結果、個人の機微性や好奇心、EQの高いチームはパフォーマンスが高いことが分かっています。メタ認知の中でも個人のパフォーマンスがチームのパフォーマンスに大きく影響を及ぼしていることが分かっています。
スキルとパーソナリティーがうまくミックスしたグループができるには個人に2つの役割が任されています。それは機能的な役割(主にテクニカルなスキルなど)と心理的な役割(その人はどんな人か)です。多くの企業は機能的な役割を高く評価する傾向にあります。
例えば超一流の選手ばかりが集まったチームでは試合に負けてしまうのは、機能的な役割にばかり焦点を合わせすぎた結果です。心理的な役割が重要であることが分かったうえで、そのすみわけとしては以下の要素が考えられます。
・社会的に自分に自信があり、競争的でエネルギーにあふれている人
・関係性にフォーカスしている。例えばチームが暖かく緊密であると思えるような雰囲気を作れる人
・詳細やプロセスに気を配れる人
・イノベーションを常に意識し、かつ変わることに対して積極的に行動を起こせる人
・実利的な人
このように全ての人がスーパースターである必要はないということです。もちろんスキルが高い人がいることは悪いことではありませんが、チームでビジネスを考えるのであれば、上記のようなバランスを考えてチームビルディング行うことが大切です。
ありがとうございました。
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