728、社員がなぜ退職するのか?その本当の理由を知っていますか?

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

あなたはある会社のHRです。そこであなたは退職者の数が課題であると考え、それを解決することを上司から求められています。あなたは誰を調査しますか?

それでは見ていきましょう!!

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【社員がなぜ退職するのか?その本当の理由を知っていますか?】

 

ほとんどの会社にとって、社員がやめることは大きなネガティブなインパクトがあります。特に今ミレニアル世代を中心にジョブローテーションの活性化や継続の観点から一社に長くとどまる時代は終わりました。

それはキャリアアップによる転職もあれば、ゴーストと呼ばれる突然翌日から会社に来なくなることも含めて、突然の社員の減少に精神的にもオペレーション的にもダメージがあります。

 

このような傾向はどこの会社にも一定数存在します。しかしどれほどの会社が彼らの仕事を辞める原因を追求し、次の退職予防に落とし込めているのでしょうか?ほとんどが嘆くばかりで、その根本を突き止めることはできていないのです。

もちろん出口調査といった形で退職者に対してインタビューを行っているところもあり、対策を立てているところはあります。しかし突然会社に来なくなったゴースト社員などにはインタビューできません。またインタビューに答える人はネクストキャリアを考え、今の会社と良い関係で退職する人が殆どで、その回答が退職者の全体の回答にはなりえないのです。

 

つまり今の出口調査はあまり効果的ではないということです。それでは退職者の退職理由をしっかりと把握し、それを次のステップに活かすことはできうるのでしょうか?

我々はこれら退職者に対する膨大な調査から、彼らに対する3つの提案を考えました。その考え方を見ていきましょう。

 

<どのようにして社員が辞めていくのかを調査する>
まず大きく分けて退職する方法を7つに分けることができます。

1.会社や社員に感謝を示しやめていく

2.上司と上手く連携して退職を進めていく

3.定型的な形で、しかし退職理由を述べて辞めていく

4.定型的な形で辞めていくが、具体的な理由は述べない

5.辞めていくことに他の人と関わらず、粛々と辞めていく

6.会社のルールにしたがわないで、周囲に迷惑をかけて辞めていく

7.突然予告なく辞めていく辞めていくパターンに何が多いのかを見ていきます。

 

例えば前半のパターンが多いのであれば、その職場自体は良い環境であるといえます。一方後半のパターンが多いと環境を今一度見直す必要があります。つまりやめていく理由が会社による要因が大きい可能性が高くなるのです。

 

<一番近い同僚に話を聞く>
常に辞めていく人の本心が聞けるわけではありません。その場合はその人と最も近かった人の話を聞いてみましょう。やめた人も親しい人には理由を話していたかもしれません。

またこの方法で良いことは、周りの状況を知れるということです。つまり辞めた人の周囲の戸惑いや業務の滞りなどが話を聞いているうちにみえてくるかもしれません。もちろん人によっては辞めた人のプライバシーに関わる部分で、そのような話をしたくない人もいます。そのような人には無理して聞くことはしてはいけません。あくまで辞めたことでの周囲の戸惑いやその解決にむけてのヒアリングをしている立場に徹しましょう。

 

<退職者のその後を追いかけてみる>
例えば退職者の多くがその後学び直しに学校行ったとしましょう。その傾向がわかれば会社はオンラインプログラムを提供し、学びながら働ける環境を作ればいいかもしれません。仕事をやめて家庭に入った人が多いのであれば、ライフワークバランスを見直す必要があります。

 

このように、もちろん会社をやめられることは喜ばしいことではありません。しかしやめていった人のデータを適切に使えばさらなる会社のパワーアップにつながるのです。

せっかく今行っている退職者への取り組みを無駄にしないためにも、もう一歩具体的に踏み込んでその人たちを見て見る必要があります。このもう一歩が会社を強くする要素になるかもしれません。

ありがとうございました。

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