734、もしイエスマンだけであるならば、そのチームに価値はない
こんにちは、くらもとたいしです。
日本企業の特性、特に昔ながらの企業においては、上司と反対意見を言うことは、上司そのものを批判していると思われる行為でした。しかし外資系の企業であったり、ベンチャーやスタートアップでは反対意見こそ重宝されます。
反対にYesマンは何も生み出さないとまで思われているのです。これは考え方に多様性を加わったほうがより洗礼されたアイデアになることが分かっているのではないでしょうか?Yes、Yesとばかり言っていませんか?
それでは見ていきましょう!!
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【もしイエスマンだけであるならば、そのチームに価値はない】
コラボレーションは難しいが、その効果を発揮できれば個人の力の何倍もの成果を上げることができます。しかしイノベーションやリスクテイクなどコラボレーションによってもたらすことは簡単ではありません。
なぜなら文化的にコラボレーションは全員が賛同しなくてはいけないと考えるところが多いからです。実際はぶつかり合ったほうが良いコラボレーションが出来上がるのですが。
おそらくみなさんはコラボレーションとぶつかり合いを正反対の意味で習ったと思います。コラボレーションとは同じ船に乗って同じ方向に進むことを目指さなければいけなかったはずです。
しかし実際はコラボレーションには緊張感や反対意見、ぶつかり合いがなければよいコラボレーションにはなりえなかったのです。なぜならこれらはアイデアを価値あるものへと変え、リスクヘッジするようにと最善の策を考えるからです。
そろそろぶつかり合いと言う概念をあなたのマインドセットで変えなければいけません。ぶつかり合いは建設的なものの考えを実施できたり、アイデアを価値に変えることができるものだったのです。もしみんなが賛成しかなかったらどうでしょうか?
それはあなたが一人でやっているのと変わらない知的交配にしかならないのです。しかし実際私たちはぶつかり合いを避けてしまう傾向にあります。ここに3つのステップで生産的なぶつかり合いを行う方法を見ていきましょう。
まずはそれぞれ違った役割を担当しましょう。その役割の中で議論を行うのです。それぞれが違った立場で議論を行うと、それぞれ違うモノが優先されます。その中でブラッシュアップしたものが良いアイデアの原石として磨きあがられるのです。
次におそらくその中で多数派と少数派に分かれてくるでしょう。そのとき陥りがちなのが多数派の意見をベースに話が進められていくことです。しかし実際は少数派の意見のほうがユニークな考えになっているかもしれません。そのとき少数派の意見に耳を傾けていることはどれほど大切なことでしょうか?
そしてそうするとしっかりと議論された一つの指針が現れます。しかしその周りには反対意見もあるでしょう。そのときはチームとして決めたものを最大限実行できるようにグランドルールを設定しましょう。
明確に向かう先をチームで共有することで反対で会った意見の人もしっかりと同じ方向性で船を進みだすことができるでしょう。そこは方向性を合致させなければいけません。
ありがとうございました。
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