735、HRに企業文化は変えることができない!?

 

みなさん、こんにちは。くらもとたいし です。

 

企業文化は長く培ってきたもので、簡単に変えるとはできないと思っていませんか?しかし文化は人が作ってきました。なのでその気になれば今の文化は変えることができるのです。そのとき一人の力では及びません。

もちろんHRだけが主導してもかわりません。変わるという意思を社員みんなが持ち合わせていなければいけないのです。

それでは見ていきましょう!!

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【HRに企業文化は変えることができない!?】

 

強力な企業文化は、企業の成功と密接に関係しています。調査によると文化は、リーダーシップ・コミットメント力・顧客満足・イノベーションのカテゴリーが高くなるといわれています。しかし強い文化は永遠ではありません。

時間や人が変わるごとに変化しやすいものなのです。まず初めのクエスチョンとして、どのようにして(How)ではなく、誰が(Who)企業文化を担っているのかを見ていきましょう。

 

答えはHR(人事部)であるといわれています。ある大きな金融機関が調べた調査によると、HRが文化を変えるプロセスを担っているとされています。中・大企業ではHRのエエグゼクティブやそのチームがその力を持っているといわれています。

 

企業文化を作るということは面白い仕事ではありますが、もちろんHR単体で完結するわけではありません。最も悪い例として、HRが決めたフレームワークをほかにアクションの部分だけ落とし込んでしまうことです。つまりほかの人たちが何を基準にその文化を決めているのかを理解できないところに問題があるのです。

本当に強い企業文化は、コネクションが非常に強固になってきます、なぜならHRが単独で決めたものではなく、ほかの部門とインタラクティブにかかわりながら、意思決定や優先順位、かかわり方を決めていくからです。そして企業文化は顧客満足から端を発することもあるため、フロントラインが企業文化を担うこともあるのです。

 

そんな環境の中で、フレームワークを築くのはHRの役割です。ではHRがうまくコラボレーションするために必要な4つの要素を見ていきましょう。

 

<調査段階でのファイ知りテータ〜としての役割を担う>
現在の文化(A)から理想的な文化(B)に変化させたいとき、まずはAを把握することが大切です。今私たちの価値や行動、プロセスやポリシーを確認しBにむけるためのステップを考えなければいけません。

 

<リーダーたちに変化できることを確信させる… >
文化は変えることができます。それを強く信じたものにだけ。つまり文化は思っているだけではいけません。なりたい文化にリーダーシップチームが常に声に出して、啓蒙し続けなければいけません。

 

<…その時変革の仕方までの戦略を考える>
HRは道筋を考えなければいけません。トップが文化になじんでいないのに、下に波及するはずがありません。まずはトップから文化を考えそれにあった行動を起こしていかなければいけません。

 

<適切なタイミングでHRはプロジェクトから手を引く>
Bになりそうなとき、HRは手を放しましょう。もちろん実際に放棄するわけではなく、この文化の担い手はHRにあるのではなく社員全員にあるということをアピールする必要があります。

ありがとうございました。

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