754、フレックスワークを望む人が多い一方で、それを実行する女性を蔑む傾向にある

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

Aさんはフレキシブルワークを使って、仕事後自己研鑚に励んでいます。Bさんはフレキシブルワークを使って、子育てに精を出しています。両者、どちらが優位とみなされなければいけないでしょうか?

おそらくみなさんはAさんを男性、Bさんを女性と考えたのではないでしょうか?そしてAさんのほうがBさんよりもより賃金を払う必要があるとも思ったのではないでしょうか?

みなさんバイアスにかかっています。本来は同じ時間働いているのだから同じ働きをしたのであれば給与は同額支払わなければいけないのです。このバイアスが女性のフレキシブルワークを妨げる一つの原因となって英るようです。

それではみていきましょう!!

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【フレックスワークを望む人が多い一方で、それを実行する女性を蔑む傾向にある】

 

フレキシブルワークを取り入れることで、時間・場所にかかわらず仕事ができるようになり、性別の垣根さえ超えてくるようになりました。自分たちは忙しい仕事を自在に調整できるようになったのです。フレキシブルワークは男性以上に女性が職場で導入してほしい制度の一つになっています。

 

しかし2つの調査からわかったことは、フレキシブルワークに巻き込まれた人、特に女性においてこすとがかさむとされたのです。まず理解しなければいけないことは、女性と男性とではフレキシブルワークに臨むことが全く違うということです。

それはアメリカで働く600人の個人を調査したことで分かったことです。この調査で男女分けることなく、週に3日は働き、2日は家で働く、もしくは遅出か早退を様々な理由で行いました。この中にはフレキシブルである人とない人もともに働いています。

 

そこでその働き方についてアンケートを実施したところ、驚くべき結果が出てきました。それは男性が子供の世話をするためにフレキシブルに働くことは70%の人から支持されたのに対して、女性が同じ理由でフレキシブルに働くとなると57%しか支持を得られませんでした。つまり女性と男性ではフレキシブルに対する受け取られ方が変わってしまうのです。

 

この調査結果に専門家は警告を鳴らしています。性差によって、女性が男性に対して働き方において優劣をつけられることはあってはいけないといいます。職場で働くことも家で働くこともどちらも同様に容認されなければいけないのです。

しかし性別によるバイアスがかけられていないといっても、ドイツの調査によると、同じ働き方で男性と女性の賃金の差は生まれてしまっている現状です。

これはドイツを中心に30,000人を対象に行った調査になるのですが、フレキシブルワークを適用された男性と女性の賃金のギャップについて、男性は女性より年間2,000ユーロ高いことが分かっています。同じ内容の職務についているも関わらずです。

 

もちろん一つの判断として、男性はフレキシブルワークを自分のキャリアに合わせて使用しています。一方で女性は自分たちの家族に標準を合わせてフレキシブルワークを設定しているところに差はあります。

多くの人がそのようなバイアスの中で生きているからこそ、女性はフレキシブルワークの恩恵を受けづらい状況になっています。男女平等に見る必要性が高い中で、この問題も性差関係なく取り扱われるようにならなければいけません。

ありがとうございました。

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