755、調査:リーダーシップの体験は学生にどのような効果を及ぼすのか?
こんにちは、くらもとたいしです。
みなさんが初めてリーダーシップを発揮したと思うのはいつですか?早い人なら小学校の部活のキャプテンなどかなり早いタイミングからリーダーシップを発揮する環境にあるかと思います。
リーダーシップを経験するのは早いほうが良いのでしょうか?それとも…
それではみていきましょう!!
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【調査:リーダーシップの体験は学生にどのような効果を及ぼすのか?】
早い時期からリーダーシップの経験を積むことは非常に価値があります。小さいころからリーダーシップを発揮する機会を与えられた学生は、そうでない学生と比べて33%大人になってからの賃金が高いことが分かっています。
しかし私たちはどのようなリーダーシップのスタイルが学生に影響を及ぼすかを分かっていません。なぜならリーダーシップには様々な種類があり、人によってリーダーシップの発揮の仕方が異なるからです。
そこで私たちは中国の中学生378人の中から92人をランダムに選択し、リーダーシップを発揮させる環境を作りました。この調査は22週間行われ、その期間にあらゆる角度からのデータを採取しました。
中国の小中学生のほとんどは同じクラスで1年間構成し、科目ごとに先生が変わっていくというスタイルです。その状況で科目ごとにリーダーシップを発揮する人を2人選び、その中で代表と副代表に分けます。
その役割に任命されることは非常に名誉なことであり、その科目の先生とほかの生徒に大きな責任を持つということです。その中で60%の学生が、そのポジションに大きな関心を抱くようになりました。
先生は基本的にアカデミックの採点基準を持っています。そしてその基準で生徒たちはランク付けされているのです。今回私たちはランダムに2人選出しているため、アカデミックとリーダーシップの関係性を確認することができます。
しかしアカデミックの成績の順位とリーダーシップに多いな差はないことが分かりました。リーダーシップを発揮する機会を得た学生は同様にアカデミックの成績を伸ばしたからです。
理由として任命された責任感から、その任命された科目を一生懸命勉強したからです。任命された側にも責任が付き、そして任命してくれた先生を失望させたくないし、ほかの学生から白い目で見られたくないという状況を生み出したのです。
私たちはリーダーシップを発揮することで自信につながるのかと言う課題を立てました。結論リーダーシップを発揮した学生の70%が平均よりも上であると回答しました。
つまりアベレージが50点の中で自分たちはそれよりもリーダーシップを発揮できたと思っている学生が70%いたということから、彼らは自信をつけていると判断できます。
リーダーシップをはかるうえで重要なこととして、努力・よき先生であること・サポート力・才能・学習する環境を作ることと学生に教えてきました。
その中で学生たちはパフォーマンスを高くしようと一生懸命リーダーシップを発揮しようとしました。これは先生や親も大切な起爆剤になっています。
最後にこの調査を終えた後のことをお伝します。私たちの調査は22週間と期間つきの調査であったにもかかわらず、調査を終えた後でも学生たちは自発的にリーダーシップを発揮するようになったとのことです。
一度リーダーシップを発揮することを覚えると、調査でなくてもこのような行動が行われることも確認することができました。
ありがとうございました。
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