768、才能ある人材がその才能を発揮できない4つの理由

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

あなたは人を雇う立場であるとします。面接の時は才能がある人だと思って採用していても、実際に働いてみると期待値を下回ったパフォーマンスしか発揮できていないと感じる事はありませんか?

これには2つの問題があります。まずは面接の段階で見誤ってしまった事。そしてもう一つが本来才能がある人材ながらもその才能を活かせる環境に置けていない事です。あなたはどちらですか?

それではみていきましょう!!

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【才能ある人材がその才能を発揮できない4つの理由】

 

どれだけ才能に溢れている人でも、その人が会社でトップパフォーマーになるとは限りません。科学的にポテンシャルを秘めていることがわかりながらも、私達は感情や嗜好性、ポジショニングによって完全に理解されないことが起こるからです。

あなたがどれだけ賢く、知識があっても、それがあなたができることと、あなたが通常行うこととは異なるのです。例えば最も起こりやすい才能の無駄遣いに、雇用者のポジションのミス配置があります。

これは雇用者自体悪気があるわけではなく、ポテンシャルのある人物だからといって、その人をその人が才能を発揮するフィールドではないところに配置してしまうのです。

 

結果活躍することなく才能が埋もれてしまうということは珍しいケースではありません。初めてデートした人と結婚して5年後の姿を想像できる人はいるでしょうか?それと同じで、採用の面接での直感が以降に続くキャリアを固定することは非常に危険なことなのです。

もしあなたが自分は100%の力を発揮できていないのではないかと感じるのであれば、おそらくそれは正解です。一方で自分は自分の能力を100%活かすことができていると思っている人も、少し間違いかもしれません。なぜなら100%自分の才能を出せているのであれば、彼らはトップパフォーマーと呼ばれる群に入るはずですが、実際トップパフォーマーを調査したところ、彼らは自身の評価を厳しく評価し、まだまだ伸びしろがあると考えているからです。

 

ここからは才能ある人がパフォーマンスが上がらない理由4つとその対処法を見ていきたいと思います。

 

<プアフィット>
才能は適材に配置されてこそパフォーマンスをあげます。先程も示したとおり、才能があるからといって、どこでも活躍できるというわけではないのです。したがって適切な配置が求められ、これは会社と個人がともに納得しているかがポイントになります。

会社は面談やテストを通して適性を判断します。また個人は自己認知からその仕事が自分に向いているのかを判断します。この両者の判断が合致することで、パフォーマンスをあげる環境ができるのです。

 

<エンゲージメント不足>
共に働く人も大切です。例えばそのチームが積極的に動くチームなのか、それとも冷静に物事を勧めていくチームなのか、どちらが良い悪いではなく、人材にはダイバーシティがある必要があります。最も悪いことはチームのメンバーがそのチームに従事できないことです。

いくら才能のある人でも一人でできることは限られています。チームで協働できるからこそ、人の才能は広がっていくのです。

 

<組織政治>
データドリブンにより今はまでよりも才能ある人材を適所に任命できるようになりました。しかし一方でハイパフォーマーには敵がいます。そう社内に彼らを邪魔してくる、主にトギジックワーカーた呼ばれるローパフォーマーの社員です。

トギジックワーカーは自分たちの生産性が低いだけでなく、周囲に負の連鎖を引き起こします。バクテリアが腐敗を進めていくようにです。誰とどうつなげるか?この部分も組織が考えなければいけない要素なのです。

 

<個人の状況>
これは語るに値しないほど問題が深刻化しています。私達は24時間365日仕事ができる状況です。したがってプライベートのことを考えることがおろそかになりがちです。しかしいかなる人も常に全力で仕事に取り組むことができるわけではありません。

むしろ働くときは働く、休むときは休むとメリハリが必要です。ハイパフォーマーには通常より多くの仕事が舞い込みます。仕事ができるからといって会社はその状態を見過ごしていると、バーンアウトでいずれ社員はいなくなってしまうかもしれません。

ありがとうございました。

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