769、優れたチームに必要なのはスキルではなく人格なのか?

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

プロフェッショナルは自分に与えられた仕事を責任をもってまっとうすることだといわれています。しかし本当にそれだけでしょうか?以前のある程度規則的に仕事を行っておけばよかった時代の働き方としては正解だったのかもしれません。

しかし今は個人だけの頭ではたりなくなってきています。チームとして働くことの重要性がまた見直されてきています。ちなみに諸外国では日本の社員旅行などが評判を集めているようです。反対に日本ではその習慣はほとんど失われてしまっていますが(笑)

それではみていきましょう!!

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【優れたチームに必要なのはスキルではなく人格なのか?】

 

2016年の初めGoogleが完璧なチームの条件を発表しました。数年間に及ぶ100ものチームへの研究の中、EIの高さと高度なコミュニケーションが重要であることを結論付けたのです。も

ちろんGoogleには入社するにあたって非常に難関な試験を突破してきた人の集まりなので、最高峰のスキルと人格があるのは言うまでもありません。しかしここではGoogleほどの人材でなくても、これら二つのことが重要であると判断されたのです。

 

EIやコミュニケーションの高さが高いチームになると、個人とチームパフォーマンスともに良い影響を与えてくれます。反対にもしスキルや経験だけを重視するならば、 Donald TrumpはBernie Sandersを参加させたかもしれません。

 

これとは異なった133チームに対する研究で分かったことがあります。繊細性、好奇心、感受性が高い人が多いチームはメンバーに対して良い影響を与えていることが分かっています。チームのかんきゅが良くなると互いへの協力や情報の共有など集合知を得ることができます。

 

スキルや経験を活かす以外にも私たちは大きく2つのルールに従って働かなければいけません。一つが機能的なルール、そして心理的なルールです。多くの場合企業は機能的なルールに従ってシステムが考えられています。

しかし考えていただきたいのが、オリンピックでの野球です。最高のチームが集められていながらも、通常のチームに敗れてしまうことが起こります。これは個人のスキルにだけ集中した結果と言うことができるでしょう。

心理的なルールの場合、今から見ていただく5つのルールとして考えることができるのではないでしょうか?

 

Results-oriented:自信に満ち競争的でエネルギッシュにチームに貢献する

Relationship-focused:チームの関係性に集中し、周りが働きやすいように貢献する

Process and rule followers:詳細やルールに集中してチームに貢献する

Innovative and disruptive thinkers:変革などイノベーションを意識してチームに新しい風を吹き込む

Pragmatic:困難なことに立ち向かい課題を乗り越えていく力

 

様々なチームのバランスを見ていくと、最もパフォーマンスを評価されたチームは2つ目のチームの関係性に集中しているチームでした。私たちは一人で仕事をしていくには限界があるはずです。誰かとの協働で働かなくては新しいインサイトなどが生まれにくくなってきています。

その中でやはり意識しなければいけないのは、個人としてのスキルはもちろん、チームで協力し合える関係性を築くことなのでしょう。

ありがとうございました。

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