771、家族ビジネスを行う場合、相手が家族だからといった甘えは捨てプロとして振舞うことが期待される
こんにちは、くらもとたいしです。
同族ビジネスと言うと少し悪い印象を持たれる人も多いのではないでしょうか?おそらくそれは少し前の大塚家具のお家騒動が記憶に新しいからかもしれません。
しかし実際は同族ビジネスは、基本的に短期的な思考ではなく長期的に繁栄をさせることを目指し行動ができるため、うまくはまれば非常に強力なビジネスモデルになりえるのです。しかしもちろん親族間でのトラブルは披裂化することも考えられます。
それではみていきましょう!!
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【家族ビジネスを行う場合、相手が家族だからといった甘えは捨てプロとして振舞うことが期待される】
同族ビジネスの中で働くことは苦しみを経験することもあります。例えばあなたのマネージャーが両親や兄弟、その他血縁者である場合、どのようにして自分はプロフェッショナルを保ち続ければよいのでしょうか?
職場では全く無関係としてふるまったほうが良いのでしょうか?職場で「父さん」「母さん」と呼んでもよいのでしょうか?キャリアプランについてのフィードバックをもらえるのでしょうか?
専門家曰く、同族ビジネスが成功している人たちに話を聞くとこれほど恵まれた環境で働くことができることは他にないといいます。彼らは自分たちの人生をその会社にうまく反映することができています。
しかしこれがうまく歯車が合わないと、壊滅的なダメージを受けかねません。同族ビジネス内でのフラストレーションはとてつもなく大きな亀裂をビジネスに入れてしますのです。
企業では意見の合わない社員を最悪解雇できます。しかし親族であれば解雇することは親族の関係を断つと同義になるのです。うまく関係性を維持していく方法はあるのでしょうか?
<まずはじめは違ったところで働き始める>
自分の会社に入る前にほかの会社を知っておくことはかなり重要です。ビジネスで必要な決断や戦略はそこで学び、キャリアを進め自信を植え付けます。
そしてまずほかの企業で働くことの重要性は、自分のキャリアを磨くだけではなく、ほかの会社のシステムを取り入れることにも役立ちます。
<家族やビジネスでのルールなど明確に線引きする>
自分の会社に帰ってきたときには、家族の時間と仕事の時間に明確な境界線を引きましょう。
仕事の場では家族の話題を持ち込まない、反対に家族の時間に仕事の話を持ち込まないなど、しっかりと線引きをしておくことでいやないざこざやジレンマを生みにくくすることができます。そしてそれを家族間のルールで共有することも大切です。
<ルールとキャリアの定義をつける>
自分の責任範囲やルールを明確にしておくことも忘れてはいけません。将来自分がこの会社のトップに立つのであれば、それを見越したルール設定やキャリアパスを作っておかなければいけません。ただ単にすべて責任を負っているのであれば意味を成しません。
<社内の声に傾ける>
ほかの働いている社員の声に注意深く耳を傾けましょう。やはり家族間に対する声は上がってきます。その時自分はどのようにふるまえばよいのでしょうか?
それは必要以上に仰々しくする必要はなく、変に人工的に接する必要もありません。あくまで親しいビジネスパートナーである距離感を保たなければいけません。会社の中で共通の呼び方を設定するのも悪くありません。
<様々なフィードバックを求める>
やはり自分の親族からフィードバックを受けても効果が高まることはありません。公平なフィードバックを受け取るためにも360度フィードバックのようなしんぞ気概からの外の声にしっかり耳を傾けることが必要です。プロフェッショナルでいるためには外の声に耳をかたむけなければいけません。
<バックアッププランをもつ>
今後も家族間とビジネスの間で自分という存在を確認し続けなければいけません。つまりしっかりとバランスをとらないといけないのです。
自分が自分でいるためには家族の時間とそしてビジネスとのかかわり方を考えるためにも、例えば少しビジネスでは距離をとったところに席を置いたり、自己研鑚や旅行などリフレッシュできる環境を意図的に設定することもバランスを確保するためには必要になってきます。
ありがとうございました。
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