783、ジョークは間違えると職場にユーモアでなく、悪い行動を促す危険性がある

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

硬い雰囲気の会社より、和やかな雰囲気の会社で働きたいと思いますよね?おそらくそっちのほうが自分の意見も主張しやすく、風通しが良い会社のように思われます。

ただ気を付けなければいけないことは、ユーモアの境界線です。度が過ぎるユーモアは時に社員の士気を下げてしまいます。リーダーはユーモアで社員の行動を変えることができます。あなたにユーモアはありますか?

それではみていきましょう!!

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【ジョークは間違えると職場にユーモアでなく、悪い行動を促す危険性がある】

 

職場が笑いに包まれているということは良いことです。社員が笑っている会社は生産性や協調性、創造性が高くなることが分かっています。

そしてユーモアが高い人はステータスが高くなることもわかっています。ユーモアがその人のモチベーションアップやお金を生み出すことにつながっているのです。

 

社員はリーダーが職場をどのような雰囲気に作っていくかを見ています。そしてその環境になじんでいこうとするのです。そこでなぜリーダーはユーモアとは何かを学ばなければいけません。なぜならリーダーのユーモアが会社の利益にかかわってくるからです。

 

我々のチームではリーダーのジョークが社員の行動に影響を与えていることを知ってもらうべく活動しています。その調査の中でリーダーは二つの側面でユーモアを使っています。それはポジティブなユーモア、そしてネガティブなユーモアです。

 

私たちは中国とアメリカでの社員を約2週間、3回ほど調査を行いました。まず初めの調査ではリーダーがあなたの職場でどのようなユーモアを出しているか?

次に社員の人たちがリーダーをどのような姿勢で受けれているのか?(ポジティブなのかネガティブなのか?)そしてそれがどのようにエンゲージ、影響を受けているかを調べました。

 

調査データとして、BVT(Benign Violation Theory:良性の違反理論)を採用しました。BVTを簡単に翻訳すると、何が物事を面白くするか?です。このBVTはユーモアの観点から見ると、3つの要素に分かれています。一つは違反ととらえられるもの。

言い換えれば規範にぎりぎり反すること。次に良性であること。決して驚異的ではないこと。そしてそれらが同時に起こることです。バラバラで起こった場合、面白みはないでしょう。

 

これを職場に置き換えてみると、リーダーはユーモアを発揮しなければいけませんが、そのユーモアは受け入れられるものでなければいけません。その境界線ぎりぎりを見極めなければいけないのです。

その受け入れられる中でユーモアが高ければ高いほど、社員はリーダーのことを受け入れやすくなるでしょう。実際我々の研究でもユーモアが組織の行動に影響を及ぼすことが分かっているのです。

 

気を付けなければいけないことはユーモアの度が過ぎてしますことです。度が過ぎるユーモアは社員に不信感を与えます。したがってしっかりと境界線を見極めなければいけないのです。

リーダーはユーモアを理解し、使いこなすことで、組織の行動に大きな影響を与えることができるようになるでしょう。

ありがとうございました。

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