802、自動化はモノの製造を安くしていく。しかしなぜそう感じないのだろうか

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

日本では2020年の東京オリンピックのころでしょうか?都心部を中心にいろいろな技術革新が起こってきそうです。その中でも自動運転のレベル4(人の介在一切なし)が一番わかりやすい変化ではないかと感じています。そうすると失業者が生まれるでしょう。そして自動運転に限らず今後私たちが今ついている仕事は人からテクノロジーに変わっていくでしょう。

しかしそれをネガティブではなくポジティブに受け入れ、対応していく準備を今から始めなくてはいけません。

それではみていきましょう!!

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【自動化はモノの製造を安くしていく。しかしなぜそう感じないのだろうか?

 

多くのアメリカ人は大規模な経済的不安を経験しており、以前のようにしっかりと稼ぎ、自分たちや周りの人たちがまともに生活できる時代を取り戻したいと考えています。

トランプ大統領は彼らの願いを「Make Amerika Great Again」と謳いビジネスの規制緩和や、貿易間の是正、製造業失業者の歯止めの施策を打ち出しています。

 

これらの施策はもちろん多くの人の役に立つことに違いはありませんが、これではこれからすべての中間層が直面する問題を解決できるわけではありません。我々が今直面しているのは2つの経済です。

それが伝統的な経済とオートメーション経済です。伝統的な経済はインフレを引き起こし、オートメーション化が進む経済ではデフレを引き起こします。

 

中間層はデフレ経済の中で賃金を稼ぎ、インフレ経済で消費しているのです。この二つに挟まれているのが、トランプ大統領を熱狂的に支持している人たちです。伝統的な経済では、私たちの必要不可欠なモノ(食物やヘルスケア、衣服やエネルギーなど)を与えてくれています。

これらの層日は中間層で70%が占められており、現在も価格は上がっています。2016年は賃貸が8%上昇し、家の値段は2012年から14年にかけて17.3%。農業関連のレポートによると2005年から2014年にかけて31%上昇しており、医療保険は過去5年で44%上昇しています。

 

オートメーション経済では、スマートマシンやロボット、AIやビッグデータなどハイスピードでプロダクトが進歩している部類を指します。これらを通して製造された行員室商品は、人の手がほとんど介在していない商品モノになります。

これらのオートメーション経済では人件費などの究極の効率化によって製品価格が限りなくゼロになっていきます。今市場で騒がれているのはこのようなテクノロジーの台頭によりロボットが人を駆逐するといわれていることです。

 

レンタルビデオ店などはオートメーション経済が起きたことで大きな被害を受けた最もわかりやすい例ではないでしょうか?Blockbuster Video は60000人の社員を抱え、9000店舗展開しています。

しかしNetflixやRedboxなどのビジネスが興ったことで、 Netflixの従業員はたった2450人です。これは消費者にとっては大きなメリットで、月額でインターネット環境が整っていれば自由に映画を楽しむことができるのですから。一方でBlue-rayやDVDはここ2年で10%売上を落としていることになっています。

 

サービスの世界でもこのオートメーション経済が進んでいくことでしょう。おそらく今の80%の労働力で事足りるようになるでしょう。製造業はなんと9%で事足りてしまうでしょう。サービスではオンライン上での売買が主流となってきたり、様々な旅行などの手続きもコンピューター上で決算できるようになってきています。

 

私たちはこの現象をくいとめることはできないでしょう。そしてこのことも知っておきたいところです。2025年までにこのオートメーション経済で生み出された商品のGNPが1995年と同様、$7.5兆に達することでしょう。自動化された製品で私たちが最も創造しやすい製品は車で、自動運転レベル4のモノで全く人の手が必要にならないものでしょう。

 

今後は自分で車を所有せずシェアで自分が車を運転しなくてもよいサービスが生まれてくるでしょう。これが実現するだけで100万人の雇用が失われるとされています。(製造や保険を含めて)また今350万人いるトラックの運転手も職を失ってしまうことになるでしょう。様々な観点から計算して約400万人の雇用が自動運転レベル4が普及した段階で失われていくと考えています。

 

失業の循環はそこだけにとどまらず、失業が当たらな失業を生むことは確実でしょう。このよういビジネスに携わる人たちのことは悲観的に見ることは簡単です。そして私たちはいまだに答えを出すことができていない、創造が求められています。

ある政策ではベーシックインカムのようなお金を国で用意したり、今働いている労働時間をより創造性の高い仕事にシフトさせていったりです。もちろん簡単には受け入れがたい問題ですが、私たちはこの問題に直面していかなければいけません。

古いやり方に固執しているのは快適です。しかしそれでは突然の変化に対応することはできません。私たちはこの2分化された経済のプレッシャーの中で対応する力を身に着けていかなくてはいけないのです。

ありがとうございました。

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