804、AIは人間のような好奇心を持つことはできるようになるのか?

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

ロボットが感情を持つ。まるでマトリックスの世界に近づきつつありますね。まず初めに単純化されやすいところから人の仕事は機会に変わって言います。そして考える仕事も合理的な判断やビッグデータの活用は機械のほうが得意でしょう。

それでは人がまだ機会に勝っているところは何なのでしょうか?それは0から1を生み出す力なのではないでしょうか?そしてそれは様々な好奇心から生まれてくるのでしょうか?

それではみていきましょう!!

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【AIは人間のような好奇心を持つことはできるようになるのか?】

 

好奇心は今日の仕事環境において最も歓迎されているモノになっています。好奇心は社員レベルを上げるともいわれていて、より経済や政治に対して自由に好奇心を持っている国のGDPはそうではない国と比べた時高いことが分かっています。

それゆえにこれからの予測不可能な社会において、すでに知っていることが多い人よりも、好奇心が強く多く学ぼうという姿勢が多い人が必要とされてくるでしょう。

 

もちろんアカデミックの重要性が落ちているということではありません。どちらかというとアカデミックの高さと好奇心は比例していると考えられています。なぜなら知識がない状態では様々なことに好奇心を持つトリガーが少ないからです。

ある成功者の言葉では「私は特別な才能があるわけではない。情熱的な好奇心を持ち合わせているだけだ。」と好奇心の重要性を示しています。

 

好奇心はこれからより進んでくるであろうオートメーションにも大切になってきます。今回の世界経済フォーラムのManpowergroupの発表によると、学習能力が今後オートメーション化するうえで人が機械に負けない必要なスキルであるといっています。

反対に今のスキルに満足し、変化を望まない人は、オートメーション化の波に飲み込まれてしまう可能性があります。

 

それではAIが好奇心を持ったらどうなるのでしょう?

 

実際これまでのAIの技術では、決められたアルゴリズムの中で物事を進めることを可能にしてきました。学習するといった観点では、人間よりAIのほうが学習スピードやキャパは高いことが分かるでしょう。

決められたアルゴリズムに中では狭い範囲での理解しか進めることができませんでした。しかしこれには我々は大きな恩恵を受けてきたことも事実です。例えば自動車の衝突事故を試す実験において、今ではオートメーション化された機械がその実験を繰り返し行っています。

それ以前まではもちろん人が車の中に乗って、リスクを抱えながらも自動車の衝突実験を行っていたのです。そしてこれらのテクノロジーの進歩はすべて人の好奇心の中から生まれたものになるのです。

 

一方でディープラーニングといったものが進んできたことで、機械の好奇心が高まっていることを示しています。例えば今までは人はゲームをするとき、次に何が起こるのだろうかという好奇心をもってゲームを進めていました。

反対に今までの機械では、すでにゴールまでの動きをプログラムされたことによって、ゴールまで達成できていたのです。しかし今ディープラーニングが進んできたことによって、先に何があるのかを知らされていないコンピューターがゲームを進めることができるようになったという研究も進んでいます。

 

私たちはこれからの動きに対して、ゲームのようにとらえていかなければいけません。なぜならゲームはトライ&エラーで様々な好奇心をもって進めていくからです。AIが好奇心を持ち出すこともそう遠くない未来ではないでしょう。

しかし全く関係のないところを結びつけて新たな何かを生み出すことはまだまだ人の得意とするところでしょう。好奇心が人を人であらしめているということができます。

ありがとうございました。

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