805、あなたのプレゼンテーションがもっと自信を持って見えるようになる6つ見せ方

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

プレゼンテーションの手法は大きく変わってきています。それを最も感じることができるのはSteve Jobsのプレゼンでしょう。彼はそれまで、スライドショーに文字が羅列されているモノをプレゼンテーターが読み解いていくものではなく、スライドショーはあくまでおまけで最小限の情報源で最大限の効果を発揮できるような手法に切り替えました。

今ではプレゼンテーションの極意と言ったような啓発本がありますが、もっとも簡単にプロフェッショナルのプレゼンを見ることのできるTEDを見てみてはいかがでしょうか?

それではみていきましょう!!

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【あなたのプレゼンテーションがもっと自信を持って見えるようになる6つ見せ方】

 

数年前、ウィーンにて行われた数千ユーロの賞金を懸け、2500を超えるテック起業家たちが居そうし合うコンテストで、私と同僚は誰が優勝するかを予想していました。

私たちは彼らのプレゼン内容ではなく、彼らのプレゼンテーションの方法(話し方やボディーランゲージ、些細なしぐさ)に注目していました。私たちは誰が優勝するのかを予想し、それをアナウンスしました。そして発表の時私たちの予想は的中し、驚きを与えました。

 

2年後同じイベントに呼ばれました。役割は判断を下すことではなく、競技者を観察することでした。そこで私たちは誰が優勝するのかを予想するのではなく、競技者のノンバーバルコミュニケーションがどのように勝敗に左右されるのかを確かめるものでした。

 

確かめ方としては0から15点の判断で、彼らのプレゼンテーションを観察します。そこではボディーランゲージの自信や笑顔であるか、しっかりとアイコンタクトをとれているかそして説得的なジェスチャーをしているかなどを観察していました。

マイナスポイントしては落ち着いていなかったり、以上に手が動いていたり、目が泳いだりなどで行いました。そこで分かったことは我々がトップ8まで選んだ競技者は15スケール中8.3ポイントで、これは平均5.5ポイントに比べると、結果に大きな差が生まれるようになりました。

 

このような関係性を政治の世界にもみることができました。2012年アメリカの大統領選挙の事です。民主党と共和党どちらのビデオメッセージ、いわゆるObamaとRomneyの勝負です。

Romneyが自然で感情に訴えかけることができたかを1000人の調査を行いました。私たちはビデオメッセージを確認するとき6つの要素を確認します。幸せ・驚き・不安・嫌悪・怒り・悲しみです。これがどのように出ていたのかを分析するのです。するとObamaのほうがネガティブな印象を与えていることが少なかったことが分かりました。

彼のプレゼンテーションは堂々とし自信にあふれ、ポジティブな印象をお耐えていました。反対にRomneyはネガティブな印象を与えるボディーランゲージが多く確認され、伝えたいメッセージが伝わり切ってなかったような印象を受けました。

 

もちろんボディーランゲージが勝敗を決めるわけではありません。しかし内容だけではなくボディーランゲージが勝敗の一因になることはわかっています。それではどのようなボディーランゲージが我々に大きな印象をもたらしてくれるのでしょうか?6つの方法を見ていきましょう。

 

<四角い箱があると仮定する>
Bill Clintonの当初のボディーランゲージは大ぶりで少し自信がないようなふるまいに感じられていました。そこで感情コントロールする方法を学ぶとともに、Boxという考え方を採用しました。

それは胸から腰までにかけて目の前に四角い箱があると仮定します。そしてその中の範囲でジェスチャーをする方法です。これはClinton Boxと呼ばれ非常に効果の高い方法と言われています。

 

<ボールを持ったような手>
目の前でバスケットボール大のボールを持っているかのようなジェスチャーです。よくSteve Jobsがこのジェスチャーをおこなっていましたが、この方法は自分が支配権を握っているのだと暗に知らしめることができます。

 

<ピラミッドハンド>
人は不安になると指を強く握りしめてしまいます。そして癖で自信があるときでも指を組んでいるようになるのですが、不安感を表現しているように感じられます。そんな時は指の腹と腹を合わせてピラミッド型を作ることをお勧めします。多くのエグゼクティブが採用し、リラックスしているような表現をすることができます。

 

<足を幅広く保つ>
自分を強く表したいときは肩幅よりも少し広く足を開くとよいでしょう。そうすることで自然と自信を持てるようになります。

 

<手を上げる>
手を広げ上に向けることで、開放性と誠実性を表現することができます。このポーズをすることで力強いスピーチの時でも相手への親密性を表すことができます。

 

<手を下げる>
反対に緊迫していたり、逆境の状況にいるとします。その時は手のひらを下に向け、落ち着かせるようなジェスチャーを行います。こうすることで周りの興奮した雰囲気を抑制する働きを持たせることができます。

 

以上のジェスチャーを今度実践してみてはいかがでしょうか?先ほども申し上げた通り、ジェスチャーは直接の勝因にはなりませんが、勝敗を決める一つの要因となることは知ってかなければいけません。

ありがとうございました。

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