807、5年でジョブローテションを行う理由。マンネリ化を防ぐためには?

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

毎日同じ仕事ばかりで嫌になる…こんな気持ちを持ちながら月曜日仕事に向かう人は多いのではないでしょうか?そんなあなたも初めてその仕事を始めたときや、初めてその役職についたときは意欲にあふれていたはずです。

しかし時間が経つにつれて目新しかった仕事はマンネリ化してきます。このマンネリ化は仕事の意欲を奪い生産性を奪います。マンネリ化を防ぐ方法はあるのでしょうか?

それでは見ていきましょう!!

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【5年でジョブローテションを行う理由。マンネリ化を防ぐためには?】

 

初めてのポジションについたとき、人はやる気・情熱に溢れて業務を遂行します。しかし業務がマンネリ化してくると、はじめにあったやる気・情熱はどこかに消えてしまいます。

むしろやる気を持ってあたっていた仕事が途端に苦痛に感じ始めるのです。これを”デイ プリズン(日々の牢獄)”と呼び私達を悩ませます。これを調査するために我々は35-44歳のミドルキャリアクライシスと呼ばれる年齢の管理職に調査を行いました。

 

調査の結果、自分の仕事に完全にエンゲージできているとこと得た割合は10%ほどであることがわかったのです。これは非常に低い数字です?この原因は何にあるのでしょうか?我々は6つの重要な問題に行きついたのです。

 

1、組織へのプライドと満足度組織が社員の心を手放してしまっていることが最も大きな原因の一つとして考えられています。日々の業務のマンネリ化の対応の前に、まずは組織は社員をよく把握し適切な扱いができているのか?確認しなければいけません。

 

2、働きを評価できていない人には承認欲求があります。一生懸命働いているにも関わらず会社から評価されはさないと人は不満を覚えます。過度な評価は必要ありませんが、適度な日常の業務でも評価してあげることが大切です。

 

3、挑戦的で意義のある仕事を与えられていない人はコンフォートゾーンを望みますが、コンフォートゾーンの外に達成感が隠れています。会社としては社員に頑張ったらぎりぎり届く少しチャレンジングな仕事を与えなければいけません。もちろん社員個人でとりに行くものでもありますが、それを促すのは会社から行うべきです。

 

4、公平に扱われていない人を全員公平に評価することはできませんが、透明性は担保されていなければいけません。一体なぜこのような評価なのか?た疑問に持たれずにするのに、評価軸を明確にすることです。説明可能な評価で社員は安心します。

 

5、自分には力がないと感じる自分では成果を出していても感じないケースもあります。そしてそんなときは自分には力がないとネガティブな思考に陥ることがあります。会社としてはしっかりとフィードバックや評価をしてあげ、自己肯定感を高める必要があります。

 

6、効率化による価値の喪失機械化できることなど無駄な作業は徹底的に効率することに越したことはありません。しかし同時に効率化してはいけないところまで効率化していませんか?チームワークや社内交流などが減ってしまうと、人は会社への帰属意識が低くなります。間違った効率化は社員のエンゲージメント力を低下させます。

 

そしてこのように感じている人の特徴として、今のポジションについて5年の人に多いことがわかっています。そして原因としてはこの年齢に多く見られる働き過ぎが原因ではなく、忙しいながらも対応している業務が退屈を感じているということです。

これは会社としても個人としても、常に攻めていかなければなりません。会社は社員に絶えずチャレンジングな課題に向き合わせる。社員はそれに対し目必死に自分が成果を出せるように頑張るのみです。

ミッドキャリアクライシスの人はまだ人生の選択肢が遠い人材です。自分への成長と会社の成長にフェアな立ち位置にいるのが、これからの教育ではないでしょうか?

ありがとうございました。

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