820、チームの中の平凡な社員を活かすかで、そのチームの業績は大きく変わる
こんにちは、くらもとたいしです。
2:6:2の法則で、パフォーマンスが低・中・高の社員の割合を示しています。仮にトップがやめても中からトップにあらわれる人材が出てきたり、低を切り離しても、中が低に落ちていくこともあります。
そんな中でマネージャーが手をこまねくのが中の社員です。彼らをいかに動かしていくのかは、実は彼ら個人ではなく他が動かないといけないのかもしれません。
それではみていきましょう!!
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【チームの中の平凡な社員を活かすかで、そのチームの業績は大きく変わる】
マネージャーの最もタフな仕事はローパフォーマーをいかに扱うかといった問題ではなく、平凡とどう向き合うかです。
私は数年の間、責任感やハイパフォーマーを必要としている多くのエグゼクティブを見てきました。そして彼らは中間管理職にそのような人が多くいればと言う不満を漏らしています。
考えていただきたいことは、あなたがエグゼクティブの場合、あなた自身が責任感のある行動を行っていないのあれば、部下があなたに慕ってくることはありません。あなたはハイパフォーマーの背中を押していますか?素晴らしい成果を上げた社員にはどのように対応していますか?
残念なことに、あなたは平凡なパフォーマーにシルバーバレットのような突き抜けを期待するでしょうが、ほとんどそれは叶うことはありません。
慢性的な平凡さは、個人の問題だけではなく、非効率なリーダーシップからも来ているからです。しかし平凡さはそれ自体運命ではありません。つまりリダーシップを鍛えることでその慢性から解放することができるのです。
<連続的な情報を共有する>
あなたのリーダーとしての初めの仕事は、あなたが何をそしてなぜ行おうとしているのかを明確にすることです。平凡さはまさに社員間の連携が取れていない証拠となります。
例えばテレコミュニケーションIT企業でソフトウェアエンジニア3000人のマネージャーは新しい基準を設けました。それはカスタマーコールの内容、例えばどのようなことをいわれたであるとか、様々なコミュニケーションの情報をシェアするようにしました。
情報をシェアし様々なケースを知ることで今何が起きていて何を解決すべきなのかと言うものがタイムリーに把握できるようになり、チームのパフォーマンスが上がったのです。
良い・悪いパフォーマンスや、体験・感情をシェアすることが人々をつなげる方法であることが分かりました。その時できるだけフレーム化させ、ネガティブや官僚的な言葉でパフォーマンスについて評価することは避けなければいけません。
<エンゲージとして具体的な想定方法を明確にする>
平凡さはあまり機能していないメジャーや過度なメジャーの前では影を潜めてしまうことがあります。反対に適切なメジャーであれば、平凡さを明らかにすることも可能です。
リベリアのプレジデントであるEllen Johnson-Sirleafはメジャーが非常に明確なゴールを掲げたことで、劇的に国内の政策を推進させることに成功した人物です。彼女の政策を下記に見てみましょう。
・6000人の若者を、道路のメンテナンスやビーチの清掃員として採用する
・2国間の30のコミュニティーをつなぐ150Kmの道路を開く
・150の衛生設備を新しく設置する
・75のコミュニティーを3国間で開く
このゴールは非常に明確で、彼女が何をなぜ行うのかを的確に伝えることができます。そしてそれをしっかりと実現できるような最小限の役割のもと周りをインフルエンスしていきました。
<仲間同士の責任感を構築する>
平凡さは時に強いスーパービジョンがあると考えています。これは先ほどの説とは逆説的に感じるかもしれませんが、私や同僚と考えた結果、
・弱いチームには責任感がない
・平凡なチームにはボスの責任のソースが必要
・強いチームには、チームで個々を助け合える包括的なパワーがある
トップパフォームのチームには、個人が何か問題に差し当たったときに解決し合える機敏性と尊敬を持っています。一度お互いを認め合い、助け合うミッションにチャレンジしたとします。
するとそのチームにはチームで助け合い、自分たちのパフォ-マンスを最大限高めるような行動を起こすチームになる文化を醸成することができるのです。
ありがとうございました。
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