829、スマートシティが突然セキュリティーの悪夢に陥る日

 

こんにちは、くらもとたいしです。

 

IoTからIoEになるといわれています。つまりすべてのモノはインターネットにつながっていく未来がすぐそこまで来ているのです。これはもちろん歓迎すべき出来事で、これらが実現すれば健康や安全面、そのほか様々なインフラの質が向上していくことは間違いないでしょう。

しかしその一方ですべてがインターネットにつながっているということは、そこを乗っ取ればすべてにコネクト可能だということです。スマートシティーが描く未来にはしっかりとサイバーアタックの危険性を念頭に置いて考えなくてはいけません。

それではみていきましょう!!

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【スマートシティが突然セキュリティーの悪夢に陥る日】

 

Watch Dogsというフィクションの世界を体験できるゲームがあります。このゲームは自分がハッカーとして、シカゴのハイパーセキュリティーのかかった未来のオペレーションシステムをハックしたりすることができます。

またスパイとして監視カメラや電話などインフラ機能を操りサイバーアタックを仕掛けることのできるゲームとなっています。

 

Watch Dogsは単なるゲームですが、この現象はスマートシティーになった現代で実際に起こりうる減少になっています。AIやIoTでつながれた世界は公共のサービスなどを簡単かつ効率的に行えるようになっているのです。

 

今年スマートシティーにおいてつながっているモノは23億と考えられています。これは2016年より42%増加しているとされているのです。しかしこのつながれた世界はサイバー犯罪者が悪用する手助けにもなっているのです。

4月8日、テキサスのダラスにて一晩で156件の緊急サイレンが流れ、911件緊急のオペレーターが対応を要するといった事件が起こりました。このような事件は2012年は200件、2015年は300件程度だったのです。

スマートシティーが主流になっていく中で、セキュリティー対策が最優先事項になっていることは間違いありません。

 

単純にスマートシティーは主流ラインにつながれたスマートデバイスと、豊富なタイムデータによってつながれています。これらのシステムがソフトウェアやハードウェア、また分析ツールとして使用され私たちの生活の質を向上させているのです。

例えば安価なセキュリティーセンサーでも外灯の電気の無駄遣いを節約したり、水の出しっぱなしなどを抑制する効果を持っています。そうですスマートシティーは様々なデバイスから提供される正確なデータに頼っているのです。

 

すでにいくつかの都市ではスマートテクノロジーを受け入れ、将来的にはAIを採用と考えています。バルセロナではスマートウォーターシステムによって、年間$5800節約することに成功しています。2020年までには500億のデバイスと都市がつながると考えられています。

都市部ではサイバーセキュリティーのプロトコルや発火に対するリカバリーを強化していかなくてはいけません。しかし現状は進みゆくイノベーションとは裏腹に、サイバーセキュリティーなどは無視されてきたのです。

 

例えばスマートシティーではSCADAと呼ばれる大規模にデータを取集し、それをコントロールする機能が使用されています。しかしこれはセキュリティーが脆弱で、ハッカーに乗っ取られてしまうと、市民の健康や安全性、様々なインフラをのっとてしまうことができるのです。また単なるコンピューターのバグが町を混乱に陥れてしまうこともあるのです。

 

このサイバーアタックが行われてしまう必然性を私たちは理解し、教訓として対応していかなければいけません。もちろんスマートシティー化は私たちが暮らしていく中で非常に便利になっていくことは間違いありません。

しかしその中にサイバーセキュリティーを高めていかなければいけないことも忘れてはいけません。これは国単位で行わなければいけない事項で、然りと優先順位高く行動してかなくてはいけません。

ありがとうございました。

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